「とにかく早くて安いキャッシュレス」Tap to Payなら審査ほぼ無しで利用可能

橋本 かな
PAYESCORT 編集部
更新日:2025.08.16

”数分で、いつものスマホが決済端末に!”

Tap to Payはこの一言で表現できます。短い時間で決済の準備は完了。iPhoneやAndroidがあれば準備できるため、利用する事業者が増えています。

現時点で、Tap to Payは3社から導入可能。どれも初期月額無料。解約金はなく、1日利用OKです。なので、アカウント登録後に決済アプリを試して決めてはどうでしょうか?

とはいえ、忙しい方のために、各社を調べた筆者のおすすめ順を先にお伝えします。詳しくは下記で触れていきます。

1位:Square(スクエア)
・初期月額0円。手数料率2.50%
・PayPayなどのQR決済に唯一対応
・事前の商品登録など、豊富な機能
・iPhone/Androidで導入可能
・審査書類は本人確認書類のみ
2位:stera tap(ステラタップ)
・初期月額0円。手数料率1.98%
・カード決済に特化したシンプルアプリ
・iPhone/Androidで導入可能
・審査書類は本人確認書類のみ
3位:Airペイ タッチ
・手数料率2.48%はSquare同等
・機能はシンプル。stera tap同等
・iPhoneで導入可能(Android不可)
・審査に店舗確認書類も必要…
 (であれば、Squareかstera tapがベター)
※手数料率は中小事業者向けのVISA/MASTER決済手数料率

Tap to Payとは?専用端末いらずの決済サービス

各社紹介の前に、Tap to Payの概要です。下記にApple社の2024年プレスリリースを引用します。

 Appleは本日、ローカルビジネスが、対面での非接触決済にiPhoneだけで対応できる「iPhoneのタッチ決済」の提供を日本で開始しました。これからは中小規模の事業者から大型小売店まで、お持ちのiPhoneを使って、シームレスかつ安全に、非接触決済のクレジットカードやデビットカード、Apple Pay、その他のデジタルウォレットに対応できるようになります。使用するのはiPhoneとパートナーの対応iOSアプリだけで、その他のハードウェアや決済端末は必要ありません。

Apple社 プレスリリース引用 2024 年 5 月 16 日

上記は、iPhoneで説明されてますが、Android端末でも導入可能(Squareとstera tap)です。

どんな経緯や目的で導入されるのか?

多くはイベントなどでの導入かと思いきや、意外にも実店舗で使っているケースも。どうやら、専用の決済端末と併用しているようです。

  • 会計時に、お客様とレジを行ったり来たりしないで済む
  • 決済端末の導入審査が長かったので、先にこちらを使い始めた
  • 決済端末が故障した時の予備として導入

その他、次のようなケースでも使われています。

  • 決済端末の1日のレンタル費用が2万円。それならTap to Payが良い
  • 審査に営業許可証が不要。専用端末が1ヶ月かかる..
  • 使いなられたスマホだから、オペレーションが簡単

【比較】Squareかstera tapが良い

冒頭で触れた各社比較の詳細です。

機能や決済手段の多さからするとSquareを選ぶと良いでしょう。stera tap は手数料を少しもで抑えたい人におすすめです。(Airペイ タッチは、他社に対しておすすめポイントを見つけられず..)

対応デバイスiPhone
Android
iPhone
Android
iPhone
決済手段クレジット
電子マネー
QRコード
クレジット
電子マネー
クレジット
電子マネー
初期月額0円0円0円
カード決済手数料2.50%1.98~2.48%2.50%
入金サイクル最短翌営に売上入金月2回月3~6回
審査書類本人確認書類のみ本人確認書類のみ本人確認書類or登記簿
店舗写真やURL
決済アプリの機能都度金額入力→決済
事前の商品登録など
機能が豊富
都度金額入力→決済
非常にシンプル
都度金額入力→決済
非常にシンプル
公式サイトSquare 公式サイトstera tap 公式サイトAirペイ 公式サイト

もし気になるようであれば、公式サイトからご登録を。筆者も、決済しなければ費用はかからないのでそれぞれ登録しました。入力情報も基本的で面倒ではありません。

Squareなら、即日カード決済可能。QRコード決済にも対応

Squareの魅力は、スペックの高さです。カード決済やQR決済はもちろん、アカウントがあればレジや予約管理なども使うことができます。

初期月額0円。カード決済の場合、かかる費用は決済した金額の2.5%。つまり、1,000円決済したら手数料の25円を払うだけで、以下のような機能も使えてしまいます。

  • オンライン決済機能
  • ネットショップ、ホームページ作成機能
  • POSレジ機能(売上管理/在庫管理/スタッフ勤怠管理/顧客管理 等)
  • 売上傾向の詳細レポートオンライン決済(ネットショップや請求書)など

安い分、使いにくい?

率直に、使いやすかったです。

とても、シンプルで、誰でも使えるアプリになっています。以下は弊社のメンバーで試しに決済した動画です。

電子マネーApple Payで決済した動画(決済完了時の”ピコーン”が、くせになります)

シンプルでありつつ、メモ入力や返金処理もアプリ上でできるので、機能が不足していることはありません。電子レシートにも対応しています。

そして、在庫管理、売上管理、SMSを送るリンク決済、サイト管理、予約管理、スタッフ管理、顧客管理など、お店に必要な機能が語りきれないほど…。

決済した売上はアプリやPCなどでで確認することが可能です。

主要なQRコード決済に対応

iPhoneタッチ決済を提供する3社のうち、QRコード決済ができるのはSquareだけです。何より筆者がSquareを推す理由はここにあります。対応ブランドは下記の通り。これだけあれば、十分ですよね。

  • PayPay
  • d払い(ドコモ)
  • auPay
  • 楽天Pay
  • メルペイ
  • wechatPay

申し込み当日にはカード決済可能

SquareTap to Payの利用開始までは、大きく4ステップ。かなりスピーディに審査が終わるので、承認されれば当日からカード決済が可能です。しかも最小限の提出書類なのは、かなり嬉しいポイント。

  1. アカウント登録(メールアドレス登録など)
  2. 審査 … 15分程度
  3. Squareアプリをダウンロード
  4. Square Tap to Payを設定

ここまでのSquare Tap to Payのポイントをまとめると以下の通りです。

リッチな機能。申し込みも超カンタン

初期月額0円。決済手数料は2.5%と安い。審査のハードルも低く、最短当日からカード決済することが可能に。「まずは登録してみる」の感覚で試してみてはどうでしょうか?

Square 公式サイトはこちら

stere tapは何が違う?

3社の中で、手数料率はstera tapが低いですね。

例えば、1,000円決済すると、Squareの場合は25円の手数料がかかる一方で、stera tapは20円。5円ほどの違いが出てきます。

もし、決済額が多くコストを下げたい場合には、stera tapを導入してもいいでしょう。ただ、Squareほどの機能はないので、Squareとstera tapの併用をするのも一つです。参考までに以下はstera tapの利用動画です。

【まとめ】Tap to Pay なら、今日からカード決済が可能

初期月額0円。持っているスマホが今日から決済端末になるTap to Pay(iPhoneのタッチ決済)。

専用の決済端末だと時間もコストも必要ですが、そんな課題はなくなります。

再度、3社の比較を掲載しますので、是非登録してみてください。

対応デバイスiPhone
Android
iPhone
Android
iPhone
決済手段クレジット
電子マネー
QRコード
クレジット
電子マネー
クレジット
電子マネー
初期月額0円0円0円
カード決済手数料2.50%1.98~2.48%2.50%
入金サイクル最短翌営に売上入金月2回月3~6回
審査書類本人確認書類のみ本人確認書類のみ本人確認書類or登記簿
店舗写真やURL
決済アプリの機能都度金額入力→決済
事前の商品登録など
機能が豊富
都度金額入力→決済
非常にシンプル
都度金額入力→決済
非常にシンプル
公式サイトSquare 公式サイトstera tap 公式サイトAirペイ 公式サイト

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