エステサロン向け決済端末おすすめ3選|個人経営・複数店舗・出張対応から高額メニューまで幅広くカバー
PAYESCORT 編集部
エステサロンのオーナーさんにとって、キャッシュレス決済の導入は今や必須といえるほど重要です。お客様の利便性を高めるだけでなく、現金管理の手間削減や売上アップにもつながります。
しかし、どの決済端末を選べばよいのか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
この記事でわかること
・エステサロンに最適なキャッシュレス決済端末の選び方
・各サロンの規模やサービス内容に応じたおすすめ端末3選
・導入時にチェックすべきポイントや実際の活用事例
この記事の対象の方
・これからキャッシュレス決済を導入したいエステサロンオーナー
・既存の端末から乗り換えを検討している方
・高額施術や出張対応など、特定の運営スタイルに合った決済手段を探している方
この記事では、エステサロンの運営形態別に最適な決済端末を厳選してご紹介します。初期費用や機能、メリットなどを比較しながら、自サロンに最適な決済環境を一緒に考えていきましょう。
エステサロンにおけるキャッシュレス決済導入の重要性
エステサロン経営において、キャッシュレス決済の導入はもはや「あれば便利」という段階を超え、業績アップと顧客満足度向上に直結する重要な要素となっています。
ここでは、エステサロンがキャッシュレス決済を導入することで得られる5つの主なメリットを紹介します。
現金管理の手間やリスクの軽減
エステサロンでは、施術後に現金でのやり取りをする場面が多く、レジ締めや釣り銭の準備に毎日時間を取られている方も多いのではないでしょうか。特に個人サロンでは、オーナー自身が会計管理まで担うケースが多く、煩雑な現金管理は大きな負担になりがちです。
また、店舗によっては現金の保管場所が不十分だったり、持ち帰り時の防犯面に不安がある場合もあるでしょう。
キャッシュレス決済を導入すれば、売上は自動的に記録され、現金の扱いを最小限にできるため、「現金管理に時間を取られずに本来の接客や施術に集中できる」というメリットがあります。
顧客満足度の向上とリピート率の増加
施術後の会計がスムーズに済むことは、お客様にとっても大きな安心感につながります。特にリピーターや忙しいお客様にとっては、「支払いに時間がかからない」ことがリピート動機や一種のステータスに繋がることも。
また、「現金の持ち合わせがない」という理由で予約をキャンセルされた経験がある方もいるのではないでしょうか?
クレジットカードやQRコード決済に対応していれば、そうした機会損失を防げます。
さらに最近では、ポイント還元を意識して決済方法を選ぶお客様も増えており、キャッシュレス対応がリピート率向上の強みにもなります。
参照:キャッシュレス決済の中小店舗への更なる普及促進に向けた環境整備検討会とりまとめ
上図のように小売や飲食サービスなど、比較的リピート率を意識する必要がある業態ほど、やはりキャッシュレス決済の導入に向けての意識が高いことも伺えます。
高額メニューや回数券の販売促進
フェイシャルや痩身など、1回あたり1万円を超える高額な施術メニューや、複数回分の回数券を販売しているエステサロンでは、「支払いに対する心理的ハードル」がどうしても課題になります。
こう言った場合、クレジットカードに対応していれば、分割払いも選べるため、「気になっていた高額コースにも踏み切りやすくなる」環境が整い、お客様の心理的なハードルを下げることができます。
また、回数券の一括支払いにも対応しやすくなるため、売上の安定化にもつながります。
インバウンド顧客への対応強化
都市部のサロンや観光地周辺の店舗では、外国人観光客の来店も珍しくありません。
そうしたお客様は、現金よりもクレジットカードや電子マネーを使い慣れているケースがほとんどです。「カードが使えない=来店を避けられる」というリスクを回避するためにも、主要な国際ブランドへの対応は不可欠です。
AlipayやWeChatPayなど、中国人観光客向けの決済手段に対応しておくと、集客面でもアドバンテージになります。
業務効率化と経営管理の精度向上
毎日の売上集計や顧客情報の管理を手作業で行っていると、どうしてもミスが起きたり、分析に使える形にデータを整えるのが大変になります。
キャッシュレス決済を導入すれば、売上や決済履歴が自動的に記録され、CSV出力やクラウド連携で経理処理がスムーズになります。
例えば、Squareやstera terminalのようにPOS機能が一体となった端末を導入すれば、施術メニュー別の売上やリピーター率も可視化でき、経営判断にも活かしやすくなります。
決済端末の種類と特徴
エステサロンで利用できる決済端末には、いくつかの種類があります。サロンの規模や運営スタイル、予算に合わせて最適なタイプを選ぶことが重要です。
ここでは、主な4タイプの特徴と、それぞれに適したサロンの形態、代表的な対応サービスを紹介します。
端末タイプ | 特徴 | 向いているサロン |
---|---|---|
カードリーダー型 | ・スマートフォンやタブレットに接続して使用 ・初期費用が安く、場所を取らない | 小規模サロン、個人サロン |
オールインワン型 | ・レシートプリンターや通信機能を内蔵した一体型 ・スマホなしでも使えるため安定運用が可能 | 中規模以上のサロン |
POS連携型 | ・売上管理や予約システムと連携可能 ・顧客管理やマーケティングに活用できる | 複数店舗展開のサロン |
モバイル型 | ・バッテリー内蔵で軽量、持ち運びに便利 ・4G対応機種ならWi-Fi不要で外出先でも利用可能 | 出張施術やイベント出店を行うサロン |
端末タイプ | 特徴 | 向いているサロン |
カードリーダー型 | スマートフォンやタブレットに接続して使用。初期費用が安く、場所を取らない。 | 小規模サロンや個人サロン |
オールインワン型 | レシートプリンターや通信機能を内蔵した一体型。スマホやタブレットなしで単独使用可能。安定した運用ができる。 | 中規模以上のサロン |
POS連携型 | 売上管理や予約システムと連携可能。顧客情報と売上情報を一元管理でき、マーケティングにも活用できる。 | 複数店舗を展開するサロン |
モバイル型 | バッテリー内蔵で軽量、持ち運びしやすい。4G対応機種ならWi-Fi環境がなくても使用可能。 | 出張施術やイベント出店を行うサロン |
エステサロンで利用できる決済端末には、いくつかの種類があります。サロンの規模や運営スタイル、予算に合わせて最適なタイプを選ぶことが重要です。
ここでは、主な4タイプの特徴とそれぞれに適したサロンの形態を解説します。
カードリーダー型
スマートフォンやタブレットに接続して使用するタイプです。初期費用が安く、場所を取らないため、限られたスペースで営業しているサロンに最適です。
対応サービス例:Square リーダー、Airペイ、STORES
オールインワン型
レシートプリンターや通信機能を内蔵した一体型の端末です。スマホやタブレットが不要で、単独での運用が可能。安定性や操作性が求められる中規模以上のサロンに向いています。
対応サービス例:Square ターミナル、stera terminal
POS連携型
売上管理や予約システムと連携できる端末です。顧客情報と売上情報を一元管理でき、マーケティングにも活用できます。複数店舗を展開するサロンに向いています。
モバイル型
バッテリーを内蔵し、軽量で持ち運びしやすい端末です。出張施術やイベント出店を行うサロンに最適です。インターネット環境がなくても使える4G対応の機種もあります。
エステサロン向けおすすめ決済端末3選
エステサロンの運営スタイルや規模に合わせて選べる、おすすめの決済端末を紹介します。初期費用や月額費用、対応決済手段などの特徴を比較して、自サロンに最適なものを見つけてください。
Square
Squareは、個人経営から中規模サロンまで幅広く利用できる決済サービスです。Squareにはいくつかの製品ラインナップがあり、サロンの運営スタイルに合わせて選べます。
そして、Squareは決済機能だけでなく、無料でアカウントを作成するだけで予約管理機能も利用できます。エステサロンの予約受付とキャッシュレス決済を一元管理したい方に特におすすめです。
Tap to Pay
参照:iPhoneのタッチ決済 | Square(スクエア)
・特徴:自分のiPhoneやAndroid端末が決済端末になる機能
・初期費用:0円
・月額費用:0円
・決済手数料:2.5%〜3.25%(2025年5月執筆時点の情報)
・メリット:追加機器不要で始められる
Square リーダー
参照:クレジットカードリーダー | タッチ決済もおまかせ | Square(スクエア)
・特徴:タッチ決済式カードリーダー端末
・初期費用:4,980円(税込)
・月額費用:0円
・決済手数料:2.5〜3.25%(2025年5月執筆時点の情報)
・メリット:軽量でコンパクト、持ち運びに便利
Square ターミナル
参照:キャッシュレス決済端末 | Square ターミナル | Square (スクエア)
・特徴:オールインワン型の決済端末
・初期費用:39,980円
・月額費用:0円
・決済手数料:2.5〜3.25%(2025年5月執筆時点の情報)
・メリット:レシート印刷機能やWi-Fi対応
Squareの対応決済ブランド
・クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover)
・電子マネー(iD、QUICPay)
・QRコード(PayPay、LINE Pay、d払い、メルペイなど)
Airペイ
参照:Airペイ(エアペイ) – カード・電マネ・QR・ポイントも使えるお店の決済サービス
Airペイは、初期費用・月額費用が無料で導入できる決済サービスです。多様な決済手段に対応し、エステサロンの支払い環境を充実させられます。
特徴
・初期費用:0円(キャンペーン適用時)
・月額費用:0円
・決済手数料:3.24%(クレジットカード、2025年5月執筆時点の情報)
・入金サイクル:月6回、または3回
・端末:iOS端末(iPhone/iPad)と専用リーダーを使用
メリット
・導入コストが低く、小規模サロンでも始めやすい
・クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など多様な決済手段に対応
・定期的なキャンペーンで端末代が無料になることもある
・操作が簡単で、スタッフ教育の負担が少ない
Airペイと同様のサービスとして、STORESもあります。STORESは手数料がかなり安く(3.24%→1.98%〜2.48%、2025年5月執筆時点の情報 )、オンライン決済や予約機能も備えていますが、Airペイ同様にiPadが付属せず、自前で用意する必要があります。
Airペイの対応決済ブランド
・クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club)
・電子マネー(iD、QUICPay、交通系IC)
・QRコード(PayPay、LINE Pay、d払い、メルペイなど)
stera terminal
参照:stera terminal(ステラターミナル)とは?|stera developers by三井住友カード
stera terminalは、POS機能との連動も可能なオールインワン端末です。複数店舗を展開する中規模以上のサロンや、予約管理と連携させたい場合におすすめです。standard、unit、mobileと3タイプが存在しています。
特徴
・初期費用:要問合(※SMBC GMO PAYMENTが提供する「stera pack(ステラパック)」であれば「standard」タイプが無料)
・月額費用:各プランごとに変動(1年目無料、2年目より3,300円など)
・決済手数料:「stera pack(ステラパック)」であれば1.98%〜(※新規契約の小規模事業者向けの手数料率)
・入金サイクル:「stera pack(ステラパック)」であれば毎日締め(2営業日後払い)、月2回締め15日後払い、月2回締め2営業日後払い、月6回締め2営業日後払いの4パターン。
・端末:専用端末
メリット
・POSレジ機能と決済機能が一体化し、操作がシンプル
・複数店舗の売上や在庫を一元管理できる
・顧客データと連携し、リピーター管理に活用できる
・レシート印刷機能内蔵で、別途プリンターが不要
stera terminalの対応決済ブランド
・クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club)
・電子マネー(iD、QUICPay、交通系IC)
・QRコード(PayPay、LINE Pay、d払い、メルペイなど)
対応する決済手段の種類
お客様がよく使う決済手段に対応しているかを確認します。一般的には以下の決済手段への対応が重要です。
・クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB、American Express等)
・電子マネー(iD、QUICPay、交通系IC等)
・QRコード決済(PayPay、LINE Pay、d払い等)
特にエステサロンの場合、高額決済が多いためクレジットカードへの対応は必須です。
また、若年層の顧客が多い場合はQRコード決済、インバウンド顧客が多い場合は海外ブランドのカード(特に中国観光客向けの場合は銀聯カード)への対応も重要になります。
初期費用・月額費用・決済手数料のコスト構造
決済端末の導入・運用コストは、大きく以下の3つに分けられます。
・初期費用:端末代金や初期設定費用
・月額費用:基本利用料や保守料
・決済手数料:決済額に対する手数料率
小規模サロンや売上の変動が大きいサロンは、固定費(初期費用・月額費用)が低く、変動費(決済手数料)が多少高くても良いでしょう。
一方、安定した売上がある中〜大規模サロンは、固定費が高くても手数料率が低いサービスの方がトータルコストを抑えられる場合があります。
入金サイクルの速さと安定性
キャッシュフロー管理の観点から、決済後の入金サイクルも重要なポイントです。多くのサービスは月末締め翌月末入金が多いですが、翌営業日〜数営業日での入金や、月に複数回の入金日に対応している決済サービスもあります。
また、週末や祝日をはさむと入金が遅れることもあります。資金繰りに影響するため、事前に確認しておきましょう。
POSレジや予約システムとの連携可否
エステサロンでは、顧客管理や予約管理が重要です。決済端末がPOSレジや予約システムと連携できると、顧客データと売上データを一元管理でき、マーケティングや経営分析に活用できます。将来的なシステム拡張も視野に入れて選ぶと良いでしょう。
持ち運びの可否やバッテリーの持続時間
出張施術やイベント出店を行うサロンは、持ち運びの可否やバッテリーの持続時間も確認しましょう。また、4G対応の端末なら、Wi-Fi環境がない場所でも使えます。
サポート体制や導入後のフォローアップ
決済端末は店舗運営の要となるため、トラブル時のサポート体制も重要です。電話サポートの有無や対応時間、オンサイトサポート(現地訪問対応)の有無などを確認しておきましょう。
また、導入時のトレーニングや操作マニュアルの提供なども、スムーズな運用のためには大切なポイントです。
おすすめ決済端末の選び方
エステサロンは運営スタイルによって最適な決済端末が異なります。ここでは、代表的なペルソナ別におすすめの決済端末を紹介します。
個人経営のエステサロンオーナー
個人経営のサロンでは、初期費用や月額費用を抑えつつ、操作が簡単な端末がおすすめです。
おすすめ端末:Square Reader、Airペイ
・メリット:初期費用が無料または低コスト
・特徴:スマホやタブレットと連携して使用するため場所を取らない
・ポイント:操作が簡単で、サポート体制が充実しているサービスを選ぶと安心
また、個人経営のサロンでは、Squareの「Tap to Pay」機能も便利です。自分のiPhoneやAndroidが決済端末になるため、追加の機器を購入する必要がなく、すぐに始められます。
複数店舗を展開する中規模サロンの経営者
複数店舗を展開するサロンでは、POS機能や予約管理機能と連携できる端末が効率的です。
おすすめ端末:stera terminal
・メリット:POS機能や予約管理機能と連携可能
・特徴:複数店舗の売上や顧客情報を一元管理できる
・ポイント:スタッフ管理や在庫管理など経営管理機能も充実
中規模サロンでは、初期費用や月額費用がかかっても、長期的な業務効率化やデータ活用によるメリットが大きい端末がおすすめです。
高額なコースや回数券を提供するサロンオーナー
高額なコースや回数券を提供するサロンでは、分割払いや継続課金に対応した端末が売上向上につながります。
おすすめ端末:Square
・メリット:高額決済や分割払い、継続課金に対応
・特徴:クレジットカード情報を安全に保存し、定期的な課金が可能
・ポイント:顧客の利便性を高めるための決済手段の多様性を重視
高額メニューの場合、お客様は一括払いよりも分割払いを希望することが多いため、主要なクレジットカードブランドに対応していることが重要です。
出張施術やイベント出店を行う個人事業主
出張施術やイベント出店を行うサロンでは、持ち運びが容易でバッテリー内蔵の端末が必須です。
おすすめ端末:Square ターミナル
・メリット:持ち運びが容易でバッテリー内蔵
・特徴:Wi-Fi環境があれば面倒な配線など不要で使用可能
・ポイント:軽量でコンパクトな端末を選ぶと便利
出張施術では、通信環境が不安定な場所もあるため、オフライン決済に対応している端末や、4G通信対応の端末を選ぶと安心です。
インバウンド顧客をターゲットにする都市部サロン
外国人観光客をターゲットにするサロンでは、海外発行のカードに対応した端末が必要です。
おすすめ端末:Airペイ、Square
・メリット:多言語対応や海外ブランドのクレジットカードに対応
・特徴:外国人観光客が使い慣れたタッチ決済やQRコード決済に対応
・ポイント:英語表示や外国語レシート対応など、多言語機能も確認
インバウンド客向けのサロンでは、特にVISAやMastercardなどの国際ブランドへの対応が重要です。
また、最近では中国人観光客向けにAlipayやWeChatPayなどの決済手段に対応したサービスも選択肢に入れると良いでしょう。
導入事例と成功ポイント
実際にキャッシュレス決済を導入して成功したエステサロンの事例から、ポイントを学びましょう。
個人サロンがAirペイで現金管理のストレス軽減と顧客満足度向上
例えば、東京都内の個人エステサロンでは、Airペイを導入したことで、現金管理の手間が大幅に減り、オーナーの負担が軽減されました。
また、お客様からは「現金を持ち歩かなくて済む」と好評で、リピート率がアップしたケースもあります。
成功ポイント:初期投資を抑えつつ、クレジットカードと電子マネーの両方に対応したことで、幅広い年齢層の顧客に対応できました。
複数店舗展開のサロンがPOS連携型端末で業務効率を大幅に改善
関西地方で複数店舗を展開するエステチェーンでは、stera terminalを導入し、POSシステムと予約システムを連携させました。その結果、スタッフの会計業務時間が短縮され、接客に集中できるようになったケースがあります。
成功ポイント:複数店舗の売上や顧客データを一元管理できるようになり、効果的なマーケティング施策の実施が可能になりました。
出張型サロンがモバイル端末導入により決済対応力を強化
主に企業や自宅への出張施術を行うエステティシャンは、Square Terminalを導入したことで、どこでも決済が可能になりました。Wi-Fi環境さえあれば利用できるため、お客様の利便性が向上し、高額コースの売上アップにつながる例もあります。
成功ポイント:バッテリー持続時間が長く、軽量な端末を選んだことで、一日中の出張業務でも安心して使用できました。
高額コース提供サロンが定期課金により売上安定化を実現
あるフェイシャルエステサロンでは、Squareの継続課金機能を活用し、月額制のケアプログラムを導入しました。その結果、安定した売上を確保できるようになり、オフシーズンの売上減少を抑えられるようになった例があります。
成功ポイント:クレジットカード情報を安全に保存し、毎月自動で課金できる仕組みにより、顧客の継続率が向上しました。
インバウンド対応強化によって外国人顧客比率がアップした事例
観光地近くにあるエステサロンでは、海外のクレジットカードに対応した決済端末を導入したことで、外国人観光客の利用率がアップしました。特に、高額なフェイシャルコースの人気が高まった例があります。
成功ポイント:VISAやMastercardだけでなく、AlipayやWeChatPayにも対応したことで、中国人観光客からの支持も得られました。
まとめ|サロンの運営スタイルに合った端末選びを
エステサロンにとって最適な決済端末は、運営スタイルや規模によって異なります。サロンの特徴やニーズに合わせて選ぶことが重要です。
・個人経営のサロン:初期費用を抑えたAirペイやSquare Readerがおすすめ
・複数店舗展開のサロン:POS連携機能のあるstera terminalが業務効率化に貢献
・高額メニュー提供のサロン:分割払いや継続課金に対応したSquareが売上向上に貢献
・出張施術のサロン:持ち運びやすいSquare Terminalが機動力をサポート
・インバウンド対応のサロン:多言語・多通貨対応のAirペイやSquareが集客力アップに貢献
キャッシュレス決済の導入は、単なる支払い方法の追加ではなく、サロン経営の効率化や顧客満足度向上、売上アップにつながる重要な経営戦略です。
各サービスの機能、費用、サポート体制などを比較検討し、長期的な視点で自サロンに最適な決済環境を整えていきましょう。
今回紹介した3つの決済端末は、いずれもエステサロンの特性に合わせた機能を備えています。まずは資料請求や無料相談を利用して、自サロンに最適な決済環境を見つけてください。