失敗しないキャッシュレス決済とタブレット端末の組み合わせは?Square・Airペイなど人気サービスを比較
お店へのキャッシュレス決済導入を考えるうえで、タブレット端末とサービスの組み合わせはとても大切です。本記事ではSquareやAirペイなど人気サービスを徹底解説します。
タブレット端末でキャッシュレス決済を導入するメリット
お店にキャッシュレス決済を導入したいと考えたとき、選択肢の一つになるのがiPadなどのタブレット端末を活用する方法です。専用のレジを導入するのに比べて、実はたくさんの嬉しいメリットがあります。ここでは、タブレット端末でキャッシュレス決済を始める3つの大きなメリットについて、具体的に解説していきます。
初期費用を抑えて手軽に始められる
新しいことを始めるとき、特に気になるのが初期費用ですよね。従来の大きなPOSレジを導入する場合、機器だけで数十万円から、高機能なものだと100万円以上かかることも珍しくありませんでした。 しかし、タブレット決済なら、すでにお持ちのiPadやAndroidタブレットをそのままレジとして活用できる場合が多く、大幅にコストを抑えることが可能です。
新たにタブレットを購入するとしても、数万円程度で準備できます。決済に必要なカードリーダーも、決済サービスによってはキャンペーンで無料になったり、数千円から2万円程度で導入できたりと、非常にリーズナブルです。 これなら、個人経営のお店や開業したばかりのタイミングでも、無理なくキャッシュレス対応をスタートできます。
| 項目 | 従来のPOSレジ | タブレット決済 |
|---|---|---|
| 端末費用(初期費用) | 数十万円~100万円以上 | 0円~数万円程度(決済端末代+タブレット代) |
| 月額利用料 | 数千円~数万円 | 無料プランが豊富 |
レジ周りがスッキリし省スペース化できる
レジカウンターは、お店の顔ともいえる大切なスペースです。従来のレジスターはサイズが大きく、どうしても場所を取ってしまいがちでした。しかし、タブレット決済なら、必要なのはタブレットと小さなカードリーダーだけ。 そのため、レジ周りが驚くほどスッキリし、洗練された印象をお客様に与えることができます。
空いたスペースを有効活用して、商品をディスプレイしたり、おすすめメニューのPOPを置いたりすることで、売上アップにも繋がるかもしれません。 また、コンパクトで持ち運びが簡単なため、キッチンカーでの移動販売や、百貨店の催事・展示会といったイベント出店の際にも大活躍します。 どんな場所でも、いつもと同じ環境でスムーズに会計できるのは大きな強みです。
POSレジ機能で売上や顧客管理が簡単に
「POS(ポス)レジ」という言葉を聞いたことがありますか?これは、 đơn giảnに言うと「いつ、何が、いくつ売れたか」といった販売情報を自動で記録・分析してくれる高機能なレジのことです。 タブレット決済サービスの多くは、このPOSレジ機能をアプリの一部として無料で提供しています。
この機能を使えば、日別・月別の売上はもちろん、どの商品が人気なのか、お客様が多い時間帯はいつか、といった細かい分析が自動で行えます。 これまで手書きの売上帳やExcelで管理していた手間がなくなり、データに基づいた戦略的な店舗運営が可能になります。 例えば、売れ筋商品を把握して在庫を調整したり、来店履歴のあるお客様に合わせたサービスを提案したりと、顧客満足度の向上にも繋がります。 難しい操作は不要で、スマホを触るような直感的な操作で使えるのも嬉しいポイントです。
キャッシュレス決済とタブレット端末選びで失敗しないための5つのポイント
キャッシュレス決済とタブレット端末の組み合わせを選ぶことは、お店の売上や日々の業務効率に直結する、とても大切な選択だと考えています。機能や料金プランはサービスによって様々なので、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。そこで、導入後に「こんなはずではなかった…」と後悔しないために、契約前に必ずチェックしておきたい5つのポイントを詳しく解説していきます。
ポイント1 対応する決済ブランドの種類
お客様が「使いたい」と思った決済方法がお店で使えないと、購入をやめてしまう「機会損失」につながりかねません。そのため、できるだけ多くの決済ブランドに対応しているサービスを選ぶことが、失敗しないための基本となります。特に、利用者の多い主要な決済方法は必ず押さえておきたいところです。
キャッシュレス決済は、大きく分けて「クレジットカード」「電子マネー」「QRコード決済」の3種類があります。それぞれの代表的なブランドを下の表にまとめました。
| 決済種別 | 主なブランド例 |
|---|---|
| クレジットカード | Visa、Mastercard®、JCB、American Express、Diners Club、Discover |
| 電子マネー | 【交通系】Suica、PASMO、ICOCA など 【その他】iD、QUICPay、楽天Edy、WAON、nanaco |
| QRコード決済 | PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、メルペイ、LINE Pay など |
これらの主要ブランドを幅広くカバーできているか、まず確認しましょう。さらに、海外からの観光客など、インバウンドのお客様の来店が見込めるお店であれば、中国で広く使われている「UnionPay(銀聯)」や、アジア圏に強い「Alipay+」「WeChat Pay」への対応も重要な判断材料になります。ご自身のお店の客層をイメージして、お客様のニーズに合った決済ブランドを網羅できるサービスを選ぶことが大切です。
ポイント2 決済手数料と導入・月額費用
キャッシュレス決済を導入すると、継続的にコストが発生します。このランニングコストを正確に把握しておくことは、お店の利益を確保する上で非常に重要です。主にチェックすべきは「決済手数料」と、端末代などの「初期費用」、そして「月額固定費」です。
決済手数料は、キャッシュレス決済の売上に対して発生する手数料のことで、決済金額の2%台後半~3%台が一般的な水準です。 この料率は決済サービスやプラン、またクレジットカードやQRコード決済といった決済ブランドによって異なる場合がありますので、契約前によく確認しましょう。わずか0.1%の違いでも、年間の売上額で考えると大きな差になります。
初期費用や月額費用については、サービスによって料金体系が大きく異なります。決済端末代金がキャンペーンで無料になることもあれば、数万円程度の購入費用がかかることもあります。 また、月額費用が完全に無料のサービスもあれば、高機能なPOSレジ機能とセットで月々数千円の固定費がかかるプランもあります。「決済手数料は安いけれど月額費用はかかるプラン」と「月額無料だけど決済手数料は標準的なプラン」、どちらが自分のお店にとって本当にお得なのか、月間のキャッシュレス売上を予測してシミュレーションしてみることをおすすめします。
ポイント3 入金サイクルと振込手数料
キャッシュレス決済で得た売上が、いつ、どのように自分のお店の銀行口座に入金されるかを示す「入金サイクル」は、お店の資金繰り、いわゆるキャッシュフローを大きく左右する見逃せないポイントです。 特に個人事業主の方や、日々の仕入れが欠かせない小規模な店舗様にとっては、運転資金に直結する死活問題とも言えます。
入金サイクルは決済サービスによって様々で、「最短翌日入金」「週1回入金」「月2回入金」「月1回入金」など多様なパターンがあります。 現金商売に近い感覚で運営したい場合は、入金サイクルが早いサービスを選ぶとキャッシュフローが安定しやすくなります。
ここで注意したいのが、振込手数料の存在と対象金融機関です。多くのサービスでは、指定の銀行口座(メガバンクや特定のネット銀行など)であれば振込手数料が無料になりますが、それ以外の金融機関を振込先に指定すると、入金の都度200円~300円程度の手数料が発生することがあります。 また、「最短翌日入金」とアピールしていても、特定の銀行口座のみが対象というケースも少なくありません。ご自身がメインで利用している銀行口座で、手数料無料で、かつスピーディーに入金を受けられるか、事前にしっかり確認することが失敗しないためのコツです。
ポイント4 POSレジとしての機能性
最近のタブレット決済サービスは、単にお金のやり取りをするだけでなく、店舗運営全体を効率化してくれる「POSレジ」としての機能が非常に充実しています。POSとは「Point of Sales(販売時点情報管理)」の略で、商品やサービスが売れた時点の情報を記録・分析できるシステムのことです。
タブレットPOSレジに搭載されていると便利な主な機能には、以下のようなものがあります。
- 売上分析機能:日別・月別はもちろん、商品別、時間帯別、客層別など、様々な切り口で売上データを自動で集計・分析できます。売れ筋商品や死に筋商品の把握、効果的なセール時期の判断などに役立ちます。
- 在庫管理機能:決済情報と連動して、商品の在庫数をリアルタイムで更新します。面倒な棚卸し作業の負担を軽減し、在庫切れによる販売機会の損失や、過剰在庫のリスクを防ぎます。
- 顧客管理機能(CRM):お客様の年齢層や性別、来店頻度、購入履歴といった情報を記録・管理できます。このデータを基に、ターゲットを絞ったクーポンを発行したり、キャンペーンのお知らせを送ったりと、リピート顧客の育成に繋げられます。
- 外部サービス連携:「freee」や「マネーフォワード クラウド」といった会計ソフトと連携できると、日々の売上データが自動で取り込まれ、確定申告などの経理作業の手間を劇的に削減できます。
ご自身の業種やお店の規模、将来の店舗展開などを考えた上で、どこまでの機能が必要かを見極め、過不足のない機能を持ったサービスを選ぶことが重要です。
ポイント5 サポート体制の充実度
「決済端末が急に動かなくなった」「お客様のカードが読み取れない」といった予期せぬトラブルは、レジ前のお客様をお待たせしてしまい、お店の信頼を損なうことにも繋がりかねません。そんな万が一の時に、迅速かつ丁寧に対応してくれるサポート体制があるかどうかは、安心して店舗を運営する上で非常に大切なポイントです。
特に、IT機器の操作にあまり慣れていないという方は、サポート体制の手厚さを重視してサービスを選ぶことを強くおすすめします。契約前には、公式サイトなどで以下の点を確認しておきましょう。
- 問い合わせ方法:緊急時にすぐ相談できるよう、メールやチャットだけでなく、直接会話ができる電話サポートの窓口が用意されているかは重要なチェック項目です。
- 対応時間:サポートデスクの受付時間は、平日の日中だけなのか、それとも土日祝日や夜間も対応してくれるのかを確認しましょう。飲食店や小売店など、週末や夜間が営業の中心となるお店では、365日対応のサポートがあると心強いです。
- サポートの範囲:導入時の面倒な初期設定を遠隔で手伝ってくれるか、端末が故障した際に代替機をすぐに発送してくれるか、といった具体的なサポート内容も比較しましょう。サービスによっては、専門スタッフが直接店舗まで訪問して対応してくれる「駆けつけサポート」を提供している場合もあります。
料金の安さや機能の豊富さも魅力的ですが、いざという時に頼れるパートナーとして、信頼できるサポート体制を備えたサービスを選ぶ視点も忘れないようにしましょう。
【徹底比較】人気のタブレットキャッシュレス決済サービス5選
お店にキャッシュレス決済を導入したい!と思っても、サービスがたくさんあって迷ってしまいますよね。タブレット端末を活用したキャッシュレス決済は、初期費用を抑えつつ、レジ周りをスマートにできるので特に人気があります。
ここでは、数あるサービスの中でも特に人気の高い5つのサービスをピックアップし、それぞれの特徴を徹底的に比較していきます。ご自身の店舗の規模や業種、使い方にぴったりのサービスがきっと見つかります!
| サービス名 | 決済手数料 | 月額費用 | 入金サイクル | 端末費用 |
|---|---|---|---|---|
| Square | 3.25%〜 | 0円〜 | 最短翌営業日 | 4,980円〜 |
| Airペイ | 1.98%〜3.74% | 0円 | 月3回または月6回 | 0円(キャンペーン適用時) |
| stera pack | 2.70%〜3.24% | 3,300円/月(初年度0円の場合あり) | 月2回〜月6回、または毎日 | 0円(貸与) |
| STORES 決済 | 1.98%〜3.24% | 0円〜 | 最短翌々営業日 | 0円(条件あり) |
| スマレジ・PAYGATE | 1.98%〜3.24% | 0円〜 | 月2回 | 0円(条件あり) |
※上記の情報は2026年2月時点のものです。最新の情報やキャンペーンの詳細は各公式サイトをご確認ください。
Square(スクエア) シンプルな料金体系と最短翌日入金が魅力
Squareは、初期費用や月額固定費が無料で始められ、決済手数料も3.25%からと分かりやすい料金体系が特徴です。 三井住友銀行またはみずほ銀行の口座を登録すれば、売上金が最短翌営業日に入金されるというキャッシュフローの速さも、多くの個人事業主や小規模店舗のオーナー様から支持されています。
Squareのメリットとデメリット
メリット
- 導入がスピーディーで、申し込みから最短即日で審査が完了することも。
- 無料のPOSレジアプリが高機能で、売上分析や在庫管理、顧客管理までこれ一つで完結できます。
- 決済端末のデザインがおしゃれで、お店の雰囲気を損ないません。「Square リーダー」や「Square ターミナル」など、用途に合わせて選べるのも嬉しいポイントです。
- 入金サイクルが早く、振込手数料も無料なので、資金繰りの改善につながります。
デメリット
- 一部の電子マネーやQRコード決済を利用するには別途申し込みが必要です。
- 決済手数料が他のサービスと比較して、わずかに高めに設定されている場合があります。
Squareにおすすめのタブレット端末
Squareは、iPadはもちろん、Androidタブレットにも幅広く対応しているのが強みです。専用の「Square スタンド」を使えば、iPadがスタイリッシュなPOSレジに早変わりします。また、プリンター内蔵のオールインワン端末「Square ターミナル」は、タブレットを用意する必要がなく、これ1台で決済からレシート発行まで行えるので、移動販売やイベント出店にも最適です。
Airペイ(エアペイ) 圧倒的な対応決済ブランド数
Airペイは、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済、ポイント(Ponta, dポイントなど)まで、非常に多くの決済手段に1台で対応できるのが最大の魅力です。 「お客様が使いたい決済方法が使えない」という機会損失を最小限に抑えられます。リクルートが提供するサービスで、POSレジアプリ「Airレジ」と連携させることで、さらに便利に利用できます。
Airペイのメリットとデメリット
メリット
- クレジットカード、交通系電子マネー、QRコード決済など、対応ブランド数が豊富です。
- 「キャッシュレス導入0円スタートキャンペーン」などを頻繁に実施しており、条件を満たせばiPadやカードリーダーが無料で貸与されることがあります。
- 振込手数料は無料で、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行なら月6回、その他の金融機関でも月3回の入金サイクルが選べます。
- 決済手数料が業界最安水準の1.98%から利用できるプログラムがあります。
デメリット
- 利用にはiPadまたはiPhoneが必須で、Android端末には対応していません。
- POSレジ機能は「Airレジ」アプリを別途インストールして連携させる必要があります。
Airペイにおすすめのタブレット端末
Airペイを利用するにはiPadが必須となります。キャンペーンを利用すればiPad本体も無料で手に入る可能性があるため、導入コストを大きく抑えることが可能です。 すでにiPadをお持ちの方は、専用カードリーダーを用意するだけですぐに利用を開始できます。
stera pack(ステラパック) オールインワン端末で周辺機器が不要
stera packは、決済端末、レシートプリンター、POS機能が一体となった専用のオールインワン端末「stera terminal」を利用するサービスです。 これ1台で30種類以上の決済手段に対応できるため、レジ周りにたくさんの機器を置きたくない店舗に最適です。
stera packのメリットとデメリット
メリット
- 決済端末の購入が不要で、初期費用0円で導入できます。
- レシート用のロール紙が無料で提供されるなど、ランニングコストを抑えられます。
- 三井住友銀行口座を指定すれば、振込手数料が無料で、入金サイクルも柔軟に選べます。
- 端末にはアプリを追加でき、顧客管理や販促機能など、店舗に必要な機能を拡張していくことが可能です。
デメリット
- 月額3,300円(税込)の固定費がかかります(お試しプランなどで初年度無料の場合あり)。
- 契約期間が3年となっており、期間内に解約する場合は違約金が発生する可能性があります。
- 専用端末のため、手持ちのタブレットをPOSレジとして利用することはできません。
stera packは専用端末を利用
stera packでは、専用のオールインワン決済端末「stera terminal」が貸与されるため、別途タブレットやスマートフォンを用意する必要はありません。 Wi-Fiだけでなく4G回線にも対応しているため、通信環境が不安定な場所でも安心して利用できます。レジ周りを一台に集約し、スッキリさせたいオーナー様におすすめです。
STORES 決済(ストアーズ決済) ネットショップとの連携もスムーズ
STORES 決済は、同じシリーズのネットショップ作成サービス「STORES」と連携できるのが大きな特徴です。実店舗とネットショップの在庫や売上情報を一元管理できるため、オムニチャネルでの販売を行っている事業者の方には非常に便利です。
STORES 決済のメリットとデメリット
メリット
- ネットショップ作成サービス「STORES」と連携し、商品情報や在庫、売上を一元管理できます。
- 交通系電子マネーの決済手数料が1.98%と、業界最安水準です。
- 入金サイクルが早く、国内全ての金融機関で最短翌々日入金が可能です。
- 条件を満たせば決済端末が無料になるキャンペーンがあります。
デメリット
- 対応しているQRコード決済の種類が他のサービスに比べてやや少ないです。
- Android端末には対応しておらず、iPadまたはiPhoneが必要です。
STORES 決済におすすめのタブレット端末
STORES 決済は、iPadまたはiPhoneで利用できます。POSレジ機能もアプリに含まれているため、iPadと決済端末さえあれば、すぐに高機能なレジ環境を構築できます。特に、ネットショップも運営している、またはこれから始めたいと考えている方で、iPadをPOSレジとして活用したい場合に最適な組み合わせです。
スマレジ・PAYGATE 高機能POSレジと連携する決済端末
スマレジ・PAYGATEは、高機能なクラウドPOSレジとして有名な「スマレジ」が提供する決済サービスです。 プリンター内蔵のオールインワン決済端末「PAYGATE Station」は、スマレジと完全に連携し、複雑な会計処理もスムーズに行えます。
スマレジ・PAYGATEのメリットとデメリット
メリット
- 高機能POSレジ「スマレジ」と完全連携し、高度な売上分析や在庫管理が可能です。
- 決済端末にプリンターが内蔵されており、レシート発行もこれ1台で完結します。
- 365日対応のサポートデスクがあり、万が一のトラブル時も安心です。
- スマレジの有料プランと組み合わせることで、月額費用0円で利用できるプランもあります。
デメリット
- スマレジの機能を最大限に活用するには、スマレジ自体の有料プランへの加入が推奨されます。
- 入金サイクルが月2回と、他のサービスと比較してやや少なめです。
スマレジ・PAYGATEにおすすめのタブレット端末
決済自体は専用端末「PAYGATE Station」で行いますが、POSレジとして「スマレジ」アプリを利用するためにiPadが必要になります。 飲食店向けのオーダーエントリーシステムや、アパレル・小売店向けの高度な在庫管理など、スマレジが持つ豊富な機能を最大限に活かしたい業種に最適な組み合わせです。すでにスマレジを利用している、または導入を検討している店舗にとっては、第一の選択肢となるでしょう。
【業種別】おすすめのキャッシュレス決済とタブレット端末の組み合わせ
キャッシュレス決済サービスやタブレット端末は、お店の業種によって最適な組み合わせが異なります。ここでは「飲食店」「小売店」「美容室・サロン」の3つの業種に絞って、それぞれのニーズに合ったおすすめの組み合わせをご紹介します。ご自身の店舗にぴったりの一台を見つける参考にしてくださいね。
飲食店におすすめの組み合わせ
飲食店では、特にランチタイムなどのピーク時における会計のスピードや、お客様を待たせないスムーズなオペレーションが重要になります。持ち運び可能な端末によるテーブル会計や、オーダーエントリーシステム(OES)との連携は、今や必須の機能と言えます。
Square × iPad:テーブル会計をスマートに実現
カフェやレストラン、居酒屋など、幅広い飲食店におすすめなのが「Square」と「iPad」の組み合わせです。Squareは、レシートプリンター内蔵の決済端末「Square ターミナル」を提供しており、これ一台でテーブルでの注文受付から決済、レシート発行まで完結します。 お客様をレジまで誘導する必要がなくなり、混雑緩和と顧客満足度の向上に繋がります。また、SquareのPOSレジアプリは、テーブルごとの注文管理や個別会計にも対応しているため、グループ客の対応もスムーズです。 iPadの直感的な操作性と合わせることで、新人スタッフでもすぐに使いこなせるようになります。
Airペイ × iPad:豊富な決済種別で機会損失を防ぐ
インバウンドのお客様が多い店舗や、多様な決済ニーズに応えたい飲食店には、「Airペイ」と「iPad」の組み合わせが最適です。Airペイは対応している決済ブランドの数が非常に多く、各種クレジットカードはもちろん、交通系電子マネーや国内外のQRコード決済まで幅広くカバーしています。 POSレジアプリ「Airレジ」と連携すれば、注文入力から会計までを一元管理でき、業務効率が格段にアップします。
| 決済サービス | おすすめのタブレット | 主な特徴 |
|---|---|---|
| Square | iPad / iPad mini | Squareターミナルでスマートなテーブル会計が可能。 シンプルな操作性で、小規模な店舗でも導入しやすい。 |
| Airペイ | iPad | 対応決済ブランド数が豊富で、幅広い顧客層に対応。無料のPOSレジ「Airレジ」との連携で高機能に。 |
小売店におすすめの組み合わせ
アパレルや雑貨店などの小売店では、正確な在庫管理が売上を左右する重要なポイントです。また、実店舗だけでなく、オンラインストア(ECサイト)を運営している場合は、店舗とECの在庫情報をいかにスムーズに連携させるかが課題となります。
STORES 決済 × iPad:ネットショップとの在庫連携が強み
実店舗とネットショップの両方を運営しているオーナー様に特におすすめなのが、「STORES 決済」と「iPad」の組み合わせです。ネットショップ作成サービス「STORES」とPOSレジ「STORES レジ」を連携させることで、実店舗とECの在庫情報や売上データを一元管理できます。 これにより、「店舗で売れたのにECの在庫が減っておらず、売り越しが発生してしまった」といったトラブルを防ぎ、在庫管理の手間を大幅に削減できます。
スマレジ・PAYGATE × iPad:高機能POSで本格的な店舗管理
複数店舗を展開している、あるいは詳細な売上分析や顧客管理を行いたいと考えている小売店には、「スマレジ・PAYGATE」と「iPad」の組み合わせが適しています。高機能なPOSレジで知られる「スマレジ」は、リアルタイムでの在庫確認はもちろん、バーコードを利用した棚卸機能も充実しています。 どの商品がどの店舗でどれだけ売れているかを詳細に分析できるため、データに基づいた戦略的な店舗運営が可能になります。
| 決済サービス | おすすめのタブレット | 主な特徴 |
|---|---|---|
| STORES 決済 | iPad | ネットショップとの在庫・売上データ連携がスムーズ。 オムニチャネル展開を目指す店舗に最適。 |
| スマレジ・PAYGATE | iPad | 高機能なPOSレジと連携し、詳細な在庫管理や売上分析が可能。複数店舗の一元管理にも強い。 |
美容室やサロンにおすすめの組み合わせ
美容室やネイルサロン、エステサロンなどでは、お客様一人ひとりに合わせた丁寧な接客が求められます。そのため、過去の施術履歴や会話の内容などを記録・確認できる顧客管理(電子カルテ)機能や、予約管理システムとの連携が非常に重要です。
Square × iPad:予約から決済、顧客管理までを一元化
個人経営のサロンや、シンプルな操作性を重視する店舗には、「Square」と「iPad」の組み合わせがおすすめです。Squareは「Square予約」という予約管理システムも提供しており、POSレジと連携させることで、オンラインでの予約受付から当日の決済、さらには顧客情報の管理までをシームレスに行うことができます。 お客様の来店履歴や施術メモなどをiPadでスマートに管理・確認できるため、より質の高い接客に繋がります。
スマレジ・PAYGATE × iPad:豊富な外部連携と詳細な顧客管理
複数のスタイリストが在籍する中規模以上のサロンや、リピート促進のための施策に力を入れたい店舗には、「スマレジ・PAYGATE」と「iPad」が最適です。スマレジは、詳細な顧客管理機能に定評があり、来店サイクルや最終来店日など、様々な条件で顧客情報を抽出できます。 これにより、しばらくご来店のないお客様に再来店を促すメッセージを送るなど、戦略的なマーケティング活動が可能になります。また、外部の予約システムとの連携にも柔軟に対応している点も魅力です。
| 決済サービス | おすすめのタブレット | 主な特徴 |
|---|---|---|
| Square | iPad / iPad Air | 「Square予約」との連携で予約・決済・顧客管理を一元化。 シンプルで直感的な操作性が魅力。 |
| スマレジ・PAYGATE | iPad | 詳細な顧客管理機能でリピート促進に貢献。 外部の予約システムや会計ソフトとの連携も豊富。 |
タブレット端末でキャッシュレス決済を導入する手順
タブレット端末を使ったキャッシュレス決済の導入は、実はそれほど難しいものではありません。大まかな流れを把握しておけば、初めての方でもスムーズに進めることができます。ここでは、申し込みから利用開始までの4つのステップを具体的に解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
ステップ1 決済サービスに申し込む
はじめに、利用したいキャッシュレス決済サービスの公式サイトからオンラインで申し込みを行います。多くのサービスでは、申し込みは無料で、画面の案内に沿って入力していくだけなので、5分から20分程度で完了します。
申し込み手続きをスムーズに進めるためには、事前に必要な情報をまとめたメモや、提出が必要な書類のデータを用意しておくのがおすすめです。何が必要になるか、下の表で確認してみましょう。
| 必要な情報・書類の分類 | 具体例 |
|---|---|
| 事業者情報 | 法人の場合は法人番号や登記上の情報、個人事業主の場合は屋号、事業内容、店舗の住所や連絡先などが必要です。 |
| 代表者情報 | 氏名、生年月日、住所、連絡先といった基本的な情報が求められます。 |
| 振込先口座情報 | お客様が決済した代金の売上金を受け取るための、金融機関の口座情報です。 |
| 本人確認書類 | 【個人事業主の場合】運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどが利用できます。 |
| 事業内容の確認書類 | 【法人の場合】発行から3ヶ月以内の登記簿謄本(履歴事項全部証明書)などが必要です。 【個人事業主の場合】開業届や確定申告書の控え、納税証明書などが該当します。 |
| 店舗・商材の情報 | 店舗の外観や内観がわかる写真、取り扱っている商品やサービスがわかるWebサイトのURLなどです。 まだ開店準備中の場合は、その旨を伝えることで対応可能な場合があります。 |
これらの必要書類は、契約する決済サービスや、法人か個人事業主かによって異なります。 申し込み前には、必ず各サービスの公式サイトで最新の情報を確認するようにしてください。
ステップ2 審査とタブレット端末の準備
申し込み手続きが完了すると、決済代行会社およびクレジットカード会社などの各決済ブランドによる加盟店審査が行われます。 この審査は、お店がキャッシュレス決済を導入するにふさわしいか、法令や公序良俗に反する事業でないかなどを確認するために不可欠なプロセスです。
審査にかかる期間は、決済サービスや申し込む決済ブランドの種類によって大きく異なります。VisaやMastercard®などは比較的早く、最短即日で審査が完了するサービスもありますが、複数の決済ブランドを同時に申し込む場合は、すべての審査が終わるまでに数週間から1ヶ月程度かかることもあります。 余裕を持ったスケジュールで申し込むことが大切です。
タブレット端末の選び方
審査を待っている間に、決済アプリを動かすためのタブレット端末を準備しておきましょう。多くの決済サービスは、Apple社のiPad、もしくはGoogle社のAndroid OSを搭載したタブレットのいずれかに対応しています。利用したい決済サービスがどちらのOSに対応しているか、推奨する機種やOSのバージョンは何かを、公式サイトで事前に確認することが最も重要です。
POSレジとして快適に利用するためには、ある程度の処理能力と画面サイズがあった方が操作しやすいため、あまりに古いモデルや極端に安価なモデルは避けた方が賢明かもしれません。コストを抑えたい場合は、スペックの要件を満たした中古のタブレット端末を探してみるのも良い方法です。
ステップ3 アプリのインストールと初期設定
無事に審査を通過すると、決済サービス会社からメールなどで通知が届き、クレジットカードなどを読み取るための決済端末(カードリーダー)が店舗宛に発送されます。 この端末が手元に届いたら、いよいよ最終設定です。
まずは、準備しておいたタブレットに、利用する決済サービスの専用アプリをインストールします。iPadであればApp Storeから、AndroidタブレットであればGoogle Playから、サービス名を検索して無料でダウンロードできます。
アプリを起動したら、申し込み時に設定したアカウント情報(IDとパスワード)でログインし、画面の指示に従って初期設定を進めます。 主な設定項目は以下の通りです。
主な初期設定項目
決済端末との接続(ペアリング):
タブレットのBluetooth機能をオンにして、アプリと決済端末を無線で接続します。多くのアプリでは、接続方法がイラストやアニメーションで分かりやすく表示されるため、初めての方でも迷うことは少ないでしょう。
商品・サービスの登録:
会計作業をスムーズに行うために、お店で提供している商品やサービスの名称、価格を登録していきます。 商品ごとに写真を登録したり、カテゴリ分けをしたりできるアプリも多く、これを丁寧に行うことで、日々のレジ業務が格段に楽になります。
周辺機器の接続:
紙のレシートをお客様に渡したい場合はレシートプリンター、現金の管理も行うならキャッシュドロワーといった周辺機器を接続します。これらの機器も、BluetoothやWi-Fi、有線LANなどを通じてタブレットと接続設定を行います。
ステップ4 利用開始
すべての設定が完了すれば、いよいよお客様からのキャッシュレス決済を受け付けられるようになります。 しかし、いきなり本番で利用する前には、いくつかやっておきたいことがあります。
まず、実際に少額の決済をご自身のクレジットカードなどで行う「テスト決済」を実施しましょう。 商品を選択してから決済を完了し、レシートを印刷するまでの一連の流れを体験することで、操作に慣れることができます。お客様を待たせることなく、スムーズな会計対応ができる自信にもつながります。
また、スタッフが複数人いる場合は、全員が同じように操作できるよう、トレーニングの時間を設けることが非常に重要です。 誰がレジを担当しても、お客様に安心してサービスを提供できる体制を整えましょう。
準備が万全になったら、お店の入口やレジ周りに対応決済ブランドのステッカーを貼ったり、SNSやホームページでキャッシュレス決済が利用可能になったことを告知したりして、お客様に積極的にアピールしていきましょう。
まとめ
今回は、タブレット端末を使ったキャッシュレス決済の導入について解説しました。初期費用を抑えつつ高機能なPOSレジも使えるのが大きな魅力ですよね。SquareやAirペイなど、サービスごとに決済手数料や対応ブランド、入金サイクルが大きく異なります。だからこそ、この記事でご紹介した「5つのポイント」を軸に、ご自身の店舗の規模や業種に合ったサービスを比較検討することが、失敗しないための何よりの近道です。ぜひ、最適な組み合わせを見つけてくださいね!