POSレジを導入するならSquare!魅力や扱っている端末別に特徴を紹介
小売店や飲食店などを開業するとき、コストパフォーマンス重視でPOSレジを導入するならSquare(スクエア)シリーズがおすすめです。
Squareの特徴を簡潔に説明すると、
- 申し込んだ今日から使えるPOSレジサービス
- 売上管理は勿論、サイト制作や勤怠管理なども可能
- それでも初期月額は0円
- 選べる専用POS端末を買うと、もっと便利
- 専用POS端末ならキャッシュレス決済払いも受付可能
- 決済手数料2.5%。業界相場(3.24%〜)より安い
- 決済した売上は、最短翌日にスピード入金
スピード感とコスト負担まで、お店を経営する皆さんの味方となるサービスです。
この記事では、他社と比較しつつSquareシリーズの魅力を紹介した後に、製品紹介や導入事例についても解説します。
Squareが提供するサービスの魅力
Squareは、店舗でのキャッシュレス決済をサポートするPOSレジのデバイスを複数取り扱っています。
シンプルな操作性で初心者はもちろん、無料でオンラインショップをはじめられるので事業拡大を計画している事業者様にもおすすめです。
ここでは、他社のモバイル決済サービスと比較してSquareが優れているポイント、Squareサービスの魅力について解説します。
データのやり取りは全てデータ化されるため、売上管理だけではなく分析も可能です。
他社との簡単な比較表
キャッシュレス対応のレジ端末を提供しているサービスは多数ありますが、Squareシリーズがどの部分において優れているのかを見てみましょう。
Sauareシリーズと大手サービス「スマレジ」「AirREGI」を比較した表は、以下のとおりです。
Square | スマレジ | AirREGI | |
導入までのスピード | 最短即日 | 約2週間 | 約2週間 |
初期月額固定費 | 0円 | 3,300円 | 0円 |
POSレジ端末代金 | 0円〜 | 243,160円〜 | 0円~ |
決済手段 | クレジットカード 電子マネー QRコード | クレジットカード 電子マネー QRコード | クレジットカード 電子マネー QRコード |
決済手数料 ※カード決済の場合 | 2.50%〜 (個別見積で1.98%〜もあり) | 1.98%〜 | 2.48%〜 |
売上入金のタイミング | 最短翌営業日 | 最短10営業日 | 最短5営業日 |
3つのサービスを比較してみると、導入までのスピード、費用、売上入金タイミングで優れているとわかります。
Squareが提供するサービスの4つの魅力を抜粋
モバイル決済サービスが数多く普及している中で、Squareを選ぶメリットはどこにあるのでしょうか。
ここからは、Squareの魅力について解説します。
SquareはPOSレジの機能だけではなく、提供されているサービスのサポートも充実していて、今からお支払いや売上管理の利便性を高めていきたいと考えている方にピッタリです。
振込が早い
Squareなら最短で決済日の翌営業日に売上が振り込まれるため、キャッシュフローを心配せずにスピーディーな経営ができます。
翌営業日の振込は、業界でも最速水準であり、リアルタイムで収支管理を徹底したい経営者にとって心強いでしょう。
ただし、決済日の翌営業日に売上が振り込まれるのは、「三井住友銀行」もしくは「みずほ銀行」の口座を登録した場合のみです。
そのほかの金融機関の口座を登録した場合、最短1週間に1回のペースで振り込まれるスケジュールになっているので気をつけましょう。
また、振込手数料はSquare負担になるため、利用者が売上額の入金を受けるたびに、振り込み手数料を支払う必要はありません。
1台で多彩な決済手段に対応
Squareが取り扱っているPOSレジ端末は、タッチ決済を含めたクレジットカードはもちろん、多様な支払いに対応しています。
以前まではQRコードがPayPayのみ対応していましたが、現在は7種類まで増えています。
海外発行のクレジットカードにも対応しているので、インバウンドで来日している外国人観光客の支払い対応にも心配ありません。
POSレジ端末の見た目はシンプルでありながら洗練されていて、飲食店から小売店までどのような雰囲気の店舗にも馴染むデザイン性に仕上がっています。
キャッシュドロワーやレシートプリンターなど、周辺機器と併せて使えるPOSレジ端末もあるので、必要な機能は後からオプションで追加してみてください。
アカウント作成から決済処理までが簡単
Squareは、シンプルな操作性が特徴的でモバイル決済サービスに慣れていない人でも簡単に使い始められます。
Squareのオンライン決済サービスを始めるための手順は、以下のとおりです。
- Squareのアカウント作成
- Squareレジアプリのダウンロードとログイン(スマホやタブレットなど)
- 銀行口座情報の登録
- 公共企業・店舗の情報を登録
- 登録完了
この時点で、POSレジ端末を利用する予定がなければ最短即日から「POSレジアプリ」「ブラウザ版」を通してモバイル決済サービスを利用できます。
POSレジ端末を利用する場合、発送までの時間を要するので届くのを待ちましょう。
決済方法の種類 | 決済手順 |
POSレジ端末あり | 1.POSレジ端末とPOSレジアプリの入ってる端末との接続状態を確認 2.アプリを開いて「会計」を選択 3.緑色のランプが1つ点灯したら、POSレジ端末にカードを挿入 4.ピーと音がなって緑色のランプが4つ点灯したらカードを取り出す 5.お客様が暗証番号を入力 6.決済完了 |
POSレジ端末なし(POSレジアプリ) | 1.ナビゲーションバーから「その他」→「設定」→「お会計」→「支払い方法」を選択 2.設定内容を「クレジットカードの手入力」に変更 3.商品の追加と金額の入力 4.「会計」を選択 5.「カードの直接入力」から決済情報を入力 6.「お会計」を選択 7.お客様に指でサインをもらって「サイン終了」を選択 8.決済完了 |
POSレジ端末なし(ブラウザ) | 1.ブラウザからSquareのマイページにログイン 2.「ブラウザ決済」→「支払いの受付」を選択 3.商品の追加と金額の入力 4.支払い方法から「カードの手動入力」を選択 5.決済情報の入力して「会計」を選択 6.決済完了 |
POSレジ端末ありの場合は、
Squareでは「ヘルプセンター」「サポートチャットボット」「Squareサポート(電話)」の3つの方法で利用者のサポートをおこなっています。
どうしてもわからないことがあれば、Squareのサポートを利用しましょう。
ネットショップを無料で開設
Squareなら本格的なネットショップが無料で開設できます。
「実店舗での運営が軌道に乗ってきたから、オンラインショップを始めて利益を拡大させたい」と考える経営者の方も多いでしょう。
しかし、ゼロからネットショップを開設するとなれば初期費用も手間もかかります。
Squareの提供する無料版ネットショップでは、以下の機能がついてきます。
- SEOツール搭載のウェブサイトビルダー
- SNSやアプリとの連携
- 店舗受取、デリバリー
- SNSでの販売
- 多様な支払い方法に対応
無料版ネットショップの必要経費は、売上が発生したときの決済手数料(3.6%)のみで月額料金などは完全無料です。
ネットショップでの売上も最短翌営業日に振り込まれるので、実店舗での売上と一緒に収支管理ができるため負担は少なく済むでしょう。
ちなみに、Squareのネットショップサービスには、月額3,375円(税込)のプラスプラン、月額9,180円(税込)のプレミアムプランもあります。
それぞれ独自ドメインを取得できたり決済手数料が3.3%まで下がったり優遇されるポイントが多くあります。
無料版を使ってみてオンライン販売でのビジネス拡大チャンスを狙うのであれば、有料プランへの加入を検討してみてください。
SquareのPOSレジの魅力
SquareのPOSレジは、これから開業予定の方々のうち電子機器の扱いに慣れていなくても利用しやすい製品となっていますが、そのほかにもいくつかの強みがあります。
ここでは、SuqareのPOSレジの魅力について解説します。
入金までにかかる期間や手数料、初期費用や固定費用が無料など、初めてPOSレジを導入しようとしている人の不安を解消するためにしっかりと網羅しています。
使いやすい上に売上の入金が最短翌営業日
SquareのPOSレジは、POSレジ端末とアプリをダウンロードしたスマホ・タブレットをペアリングするだけでオンライン決済ができます。
さらに、SquareのPOSレジを通じて決済された売上は、POSアプリにすべて記録されて振り込みスケジュールに合わせて最短翌営業日に入金されます。
ほかのオンライン決済サービスの売上入金は約2週間ほどに設定されているので、翌営業日に入金されると収支管理がしやすくて便利です。
注意点として、すべての利用者が翌営業日に売上を入金してもらえるわけではありません。
Squareでは、登録口座が「三井住友銀行」「みずほ銀行」もしくは「そのほかの金融機関」かによって、振り込みスケジュールが異なります。
登録口座の種類 | 入金スケジュール |
三井住友銀行・みずほ銀行 | 00〜23:59までの決済分を決済日の翌営業日に入金 |
ほかの金融機関 | 毎週水曜日に決済額を記録して同じ週の毎週金曜日に合算で入金 |
そのほかの金融機関の入金スケジュールとしては、毎週木曜日0:00〜毎週水曜日23:59までの決済額が、同じ週の金曜日に入金される仕組みです。
「三井住友銀行」「みずほ銀行」の口座を持っていなくても週1で売上の入金があるので、十分なスピード感といえるでしょう。
VISA・Mastercardは決済手数料が2.5%
SquareのPOSレジは、新規利用者に向けてVISAとMastercardの決済手数料が3.25%から2.5%に引き下げられました。
決済手数料2.5%が適用される契約者の条件は、以下のとおりです。
対象者 | ・2024年11月1日以降の新規契約者 ・年間キャッシュレス決済額が2,000万円以上3,000万円未満 |
決済条件 | ・VISA・Mastercardでの決済 ・対面決済による取引 |
決済手数料が3.25%から2.5%に引き下げられると、年間あたり約15万〜22万円ほどの手数料を削減できます。
年間キャッシュレス決済額が3,000万円を超えている場合、Suqare公式サイトや電話サポートから問い合わせをすると決済手数料の優遇措置を受けられる可能性があります。
実際、年間キャッシュレス額1.1億円の日本料理店は3.25%→2.76%、年間キャッシュレス額6,700万円の美容品店は3.25%→2.97%に引き下げられている実例があります。
最短当日から利用可能
SquareのPOSレジは、アカウント開設から最短当日で利用できるので、早急にキャッシュレス決済に対応したい方におすすめ。POSレジ端末が必要ならば、「Square公式サイト」から購入できます。
初期費用や固定費用が無料
Squareでは、安心してオンライン決済サービスを利用してもらうためにも、基本的には決済手数料以外の費用がかかりません。
年間キャッシュレス決済額 | 3,000万円未満 | 3,000万円以上 |
初期費用 | 無料 | 無料 |
月額固定費 | 無料 | 無料 |
POSレジ端末料金(税込) | 0〜84,980円 | 0〜84,980円 |
対面決済手数料 | ・VISA・Mastercard:2.5% ・その他:3.25% | 1.98%〜 ※個別見積で変動 |
ほかは、登録手数料、長期契約日、解約手数料、振込手数料、払戻手数料などさまざまな名目で費用が発生するケースが多いです。
その点、Squareでは売上が発生したときの決済手数料のみで、初期費用や固定費用は無料でも利用できるのが魅力といえるでしょう。
契約縛りもないので、まずはSquareのPOSレジをお試し導入してみて、相性が良いと感じたら継続利用や有料機能の追加をご検討ください。
充実した機能を備えた売上管理アプリが無料で使用可能
Squareは独自の売上管理アプリ「POSレジ」を提供しており、登録手数料や月額固定費なしの完全無料で使用可能です。
インターネットに接続できる端末であればiOSとAndroidどちらにも対応しています。
Square「POSレジアプリ」ができること | 内容 |
オンライン決済 | POSレジ端末やPOSレジアプリを通して実店舗やオンラインショップのキャッシュレス支払いを処理する |
売上管理 | 売上、商品情報、請求書の支払い、未払い情報を確認できる |
顧客管理 | 顧客の属性・来店頻度・支払い状況を集計して顧客リストに追加できる |
お客さま専用ディスプレイ | お客さま側の買い物の確認や会計をスムーズに誘導する |
勤怠管理 | 従業員のシフトスケジュールの作成・共有やPOSレジのアクセス権限などを設定できる |
複数店舗の管理 | 複数の店舗展開している場合は、まとめてデータを一本化できる |
eギフトカード | 店舗オリジナルのデジタルギフトカードの設定で、決済・残高確認・再チャージができる |
売上管理の一環として売れ筋商品や来店の多い時間帯をまとめたレポート機能を活かせば、経営の全容がみえます。
利益を伸ばすためにコストカットできる部分の見直し、売上に応じた新商品の開発や仕入れ量の調整に役立てられるでしょう。
オンラインで気軽に決済可能
「Square リンク決済」を活用すれば、POSレジ端末がなくてもキャッシュレス決済可能です。
実店舗を持たずにお客様の自宅や事務所に出向いてサービスを提供するケース、イベントやレッスンに参加してもらうケースで役立ちます。
決済リンクの作成手順は、以下のとおりです。
- Squareデータ「決済リンク」もしくはPOSレジアプリの「決済リンク」を開く
- 「支払いを受ける」「商品を販売する」「クラスやチケットを販売する」のどれかを選択
- タイトルと金額を設定して保存
- 「購入ボタン」もしくは「QRコード」を作成してお客様に送信
- リンク先からオンライン決済の手続きをしてもらう
- 入金が確認できれば決済完了
スマホやタブレットなどのデバイスが手元にあれば、外出先でも簡単に決済リンクを作成して支払い請求できます。
Squareを通して発生した売上は、実店舗やオンラインショップでの売上と一緒に集計されるので、集計管理の手間がかかりません。
状況に分けて使い分け可能なPOSレジ端末
SquareのPOSレジ端末は、大きく分けて4種類あります。
それぞれ大きさ・費用・搭載機能が異なるので、見た目や価格帯だけでなく機能性を適切に理解したうえで、どのPOSレジ端末を利用するか選ぶべきです。
ここでは、4種類のPOSレジ端末と一緒に周辺機器とハードウェアセットの特徴について解説します。
キャッシュレス決済だけを導入したい方から、本格的にレジまでしっかり導入したい方まで、全ての方の要望に合わせたPOSレジ端末導入ができます。
Square ターミナル
Squareターミナルは、コードレスでキャッシュレス決済できるPOSレジ端末です。
一般的に、バーコードやQRコードの読み込みが必要なキャッシュレス決済は、コードに繋いだ状態でしか使えない端末が多いです。
その点において、片手で持てるほどの大きさでコードレス仕様になっているので、実店舗でも持ち運びしやすいコンパクトさが魅力となっています。
小さいスペースで居酒屋やカフェなどの飲食店を営んでいる場合、Squareターミナルの持ち運びができれば、各テーブルごとにお会計ができます。
さらに、お手持ちのスマホやタブレット(iOS・Android両対応)にSquareのPOSレジアプリをインストールして連携すれば収支管理もしやすいです。
Square レジスター
Squareレジスターは、スタッフ用とお客様用で端末がわかれており、リアルタイムで双方が手続きできるため、スピード決済できるPOSレジ端末です。
スタッフ用のメイン画面では商品情報や金額入力できるタッチスクリーン、お客様用の決済画面では支払い方法の選択や暗証番号の入力ができます。
お客様の出入りが多い飲食店や小売店では、お客様とスタッフが同時にそれぞれ操作をしながら決済を進められるほうが効率的なため、最適な端末です。
メイン画面と決済画面の2つの端末が一体化していますが、高級感のあるスタイリッシュな見た目が特徴的で、どのようなタイプの店舗にも馴染みやすいです。
Square リーダー
Squareリーダー(第二世代)は、端末料金4,980円(税込)で導入できる低価格さが魅力のPOSレジ端末です。
ほかのPOSレジ端末のようなスクリーン画面がついていない代わりに、手のひらに収まる程度のサイズ感で持ち運びしやすいです。
第一世代から第二世代にアップグレードしたことで、1回の充電で決済できる回数が20%ほどアップしました。
店舗内はもちろん、インターネット環境があれば外出先でもSquareリーダーを使ってキャッシュレス決済できるので、自由度の高い使い方ができます。
POSレジ端末の中でも最も費用が安く済むため、現金支払いを残しつつキャッシュレス決済にも対応していきたいと考えている人におすすめです。
Square スタンド
Squareスタンドは、POSレジアプリをインストールしたiPadを180°回転するスタンドに取り付けてお客様とスタッフが1つの画面で取引できるPOS端末です。
あらかじめ、お手元にあるiPadのモデルとサイズが対応機種に該当するかを確認してください。
Squareスタンド(第二世代・USB-C) | ・iPad(第10世代) ・11インチiPad Pro(第1~第4世代) ・iPad Air(第4~第5世代) ・11インチiPad Air(M2) |
Squareスタンド(第二世代・Lighting) | ・iPad(第7~第9世代) ・iPad Air(第3世代) ・10.5インチiPad Pro |
スタッフが決済情報を入力して、180°回転させてお客様に向けると、金額の確認・暗証番号の入力・決済処理ができます。
前提としてiPadを用意する必要がありますが、決済する端末とPOSアプリをインストールする端末が一体型になっているので、リアルタイムで収支確認ができます。
POSレジ端末を1つに統括できれば、データの送受信に不具合が起きて請求画面が表示されないトラブルも防げて効率的です。
Square キオスク
Squareキオスクは、POSレジアプリをインストールしたiPadを取り付けて、お客様自身で注文と決済処理ができるPOSレジ端末です。
あらかじめ、お手元にあるiPadのモデルとサイズが対応機種に該当するかを確認してください。
Squareスタンド(第二世代・USB-C) | ・iPad(第10世代) ・11インチiPad Pro(第1~第4世代) ・iPad Air(第4~第5世代) ・11インチiPad Air(M2) |
SquareスタンドはLightingコネクタにも対応していますが、SquareキオスクはUSB-Cコネクタのみ対応のため、気をつけましょう。
あらかじめ商品やサービス情報を登録しておけば、お客様自身で注文して決済処理をするため、人件費の削減や注文ミスの軽減に効果的です。
注文と決済処理のセルフオーダーシステムを導入するためには、1台あたり月額5,000円(税込)のSquare キオスクアプリを入手する必要があります。
月額費用はかかりますが、レジ対応のために発生する人件費と比較するとコストパフォーマンスの良いサービスといえるでしょう。
周辺機器
Squareシリーズの周辺機器は、POSレジ端末の性能を上げたい、レジ周りのごちゃごちゃした見た目を整理したいときに効果的です。
たとえば「USBバーコードラベルプリンター」は、SquareのPOSレジ端末に登録したバーコードラベルの作成・印刷ができるプリンターで、在庫管理や商品管理で使えます。
また「Square リーダー専用Bosstab社製ドック」は、コンパクトなSquareリーダー(第二世代)を固定できるスタンドで、レジ周りをスタイリッシュにみせられます。
そのほかにも、キャッシュドロワー、バーコードスキャナー、ディスプレイ、交換部品などが用意されているので、追加で必要なものがあれば増やしていきましょう。
POSレジセット
SquareシリーズのPOSレジセットは、さまざまなビジネスシーンを想定して用意された一体型セットです。
9万円台から22万円台まで幅広い価格帯でセット売りされており、ラベル印刷対応、USB接続など付属品が異なります。
POSレジ端末と一緒にレシートプリンターやキャッシュドロワーを買う予定であれば、Squareが出しているPOSレジセットから選ぶと、購入漏れを防げます。
Squareの製品の導入事例
Squareは、電子機器の取り扱いに慣れていない人でもわかりやすいシンプルな操作方法、多店舗の売上データを一本化できる機能など、幅広いビジネスシーンで役立ちます。
ここでは、実際にSquareを導入している人たちから寄せられた生の声を集めました。
多くの企業様に導入して頂いており、小売業や飲食業やサービス業に好評いただいております。仕組み上、病院やクリニック、屋外店舗やイベントなどさまざまな場所で使用可能です。
小売業
世界30か国に事業展開している自転車メーカーのtokyobike(トーキョーバイク)さんは、「Square請求書」を導入しています。
以前までは、顧客情報をすべて紙に記載してもらい保管していたため、顧客データや製品需要などの分析ができずにいました。
そこでSuqare請求書を使って顧客管理のペーパーレス化を実現しました。
デジタルデータとして保存することで、お客様の名前を検索するだけで購買履歴・修理記録などを瞬時に把握できるようになり、接客時のコミュニケーションも円滑になっています。
実際に「全体の作業時間は3分の1ほどまで減少したイメージ」と語っており、業務の効率化がゆとりのある接客につながっています。
飲食業
カスタムサラダ専門店のCRISP SALAD WORKSさんは、「Square Reader」「SquareのAPI」を導入しています。
カウンター越しの注文スタイルを2017年に撤廃して、セルフレジのスタイルを導入しました。
もともとは他社のオンライン決済サービスを導入していたものの、インターフェースと安定性とデザイン性の3点において優れていると判断したためSquareに切り替えています。
とくに洗練されたデザインは、海外からインスパイアを受けたおしゃれなCRISP SALAD WORKSの世界観にもマッチしています。
SquareのAPIには顧客登録機能があるため、人気トッピング、客層、時間帯などの顧客データを収集できるのでマーケティングの分析にも活用できるのが強みです。
人件費を削減しつつ、顧客の需要を適切に把握するための機能が充実しているとわかります。
サービス業
会員制シェア工房のMakers’sBaseさんは、「Square ターミナル」「Square リーダー」「Square POSレジ」「Square 請求書」「Square オンラインビジネス」を導入しています。
最高執行責任者の松田純平さんは「他社と比較して、アプリのインターフェースやPOSレジ端末のデザイン性がよかった」と話しています。
工房の貸し付けやワークショップの開催などをメイン事業としていたところ、コロナで売上が低迷してしまい、オンラインストアの販売に力を入れるようになります。
このときにも、SquareのPOSレジに登録されている情報をそのままオンラインストアに反映したことで、実店舗とオンラインストアの売上・在庫の管理を簡易化しました。
本来であればオンラインストアの運営は手間がかかるものですが、Squareシリーズを活用して管理負担が減らせれば、実店舗との両立も可能だとわかります。
まとめ
Squareシリーズは、操作性がシンプルで電子機器の取り扱いに慣れていない初心者の方でも安心して利用できる決済サービスです。
一方で、複数店舗の売上や顧客情報を1つのデータにまとめられるアプリ機能もあるので、事業拡大を目指している方にも向いています。
「POSレジを導入したいけれど、どれが良いか分からない」と悩んでいる事業者様は、まずは無料で試してみてはどうでしょうか。