ネイルサロンにおすすめ!キャッシュレス決済端末4選

PAYESCORT 編集部
更新日:2025.11.14

ネイルサロンでのキャッシュレス決済導入は、顧客満足度向上や売上アップに直結します。最適な決済端末選び、迷いますしよくわからないですよね….。
この記事では、ネイルサロンに最適な決済端末の選び方と、おすすめ4選を比較。導入までの流れも解説しているので、あなたのサロンにぴったりのキャッシュレス決済端末が見つかります!

キャッシュレス決済を選ぶ上でのポイント

ネイルサロンにキャッシュレス決済を導入する際、どのような点を重視して選べば良いのでしょうか。導入後の運用を見据え、サロンの売上や顧客満足度に直結する重要なポイントを解説します。

手数料・コスト面で比較する

キャッシュレス決済を導入する上で、最も気になるのがコストではないでしょうか。主に「決済手数料」「初期費用」「月額費用」の3つの側面から比較検討することが重要です。

決済手数料

決済手数料は、お客様がキャッシュレス決済を利用するたびに、売上金額に対して発生する費用です。サービスや決済方法(クレジットカード、QRコード、電子マネーなど)によって料率が異なります。一般的に、クレジットカード決済では3%台、QRコード決済では2%台が目安とされていますが、特定のキャンペーン期間中や小規模事業者向けの優遇プランが提供されることもあります。

ネイルサロンの場合、客単価がある程度高くなる傾向があるため、わずかな手数料率の違いが年間の総コストに大きく影響します。複数の決済サービスを比較し、自店の売上規模や客層に合った最も有利な料率のサービスを選ぶことが大切です。

初期費用・月額費用

初期費用には、決済端末の購入費用や導入設定費用などが含まれます。中には、特定の条件を満たすことで決済端末が無償提供されるサービスや、キャンペーン期間中に初期費用が無料になるケースもあります。

月額費用は、決済システムの利用料として毎月発生する固定費です。多くのキャッシュレス決済サービスでは月額費用が無料ですが、高機能なPOSレジ連携や詳細な売上分析機能などを利用する場合に発生することがあります。初期費用や月額費用は、導入時のハードルやランニングコストに直結するため、必ず確認しましょう。

入金サイクル・売上管理のしやすさで選ぶ

売上金がいつ、どのくらいの頻度でサロンの口座に入金されるかは、キャッシュフローに直結するため非常に重要です。

入金サイクル

入金サイクルは、決済が行われてからサロンの銀行口座に売上金が振り込まれるまでの期間を指します。一般的には、月に1回、週に1回、あるいは翌営業日など、サービスによって様々です。資金繰りを安定させるためには、入金サイクルが短いサービスや、特定の銀行口座を利用することで入金頻度が高くなるサービスを選ぶと良いでしょう。また、振込手数料の有無も確認が必要です。

売上管理機能

キャッシュレス決済端末には、日々の売上データを集計・管理する機能が備わっています。売上状況の把握や確定申告の際に役立つため、操作しやすい管理画面や、POSレジとの連携機能などがあるかを確認しましょう。複数の決済手段を導入する場合でも、一元的に管理できるシステムだと、業務効率が格段に向上します。

操作性で選ぶ

サロンのスタッフが日常的に利用する決済端末は、操作のしやすさが非常に重要です。また、万が一のトラブル時に頼れるサポート体制が整っているかも確認しておきましょう。

操作の簡易性

決済端末の操作が複雑だと、お客様をお待たせしたり、スタッフの負担が増えたりする可能性があります。直感的に操作できるシンプルなUI(ユーザーインターフェース)や、スタッフへの教育が容易な端末を選ぶことで、スムーズな決済対応が可能になります。タッチパネルの反応速度や、レシート印刷の速さなども、日々の業務効率に影響します。

ネイルサロンに向いているキャッシュレス決済端末4選を比較!

ネイルサロンでのキャッシュレス決済導入を検討する際、どの決済端末を選べば良いか迷う方も多いはず。こちらでは、ネイルサロンの運営に特に適したキャッシュレス決済端末を4つ厳選し、それぞれの特徴や費用、導入メリットを詳しく比較していきます。

キャッシュレス決済端末でシェアも大きく、人気のある
Square 、Airペイ、stera terminal、STORES をご紹介します。

Square (スクエア)

出典:Square

Squareは、スタイリッシュなデザインとシンプルな操作性が特徴のキャッシュレス決済サービスです。専用のカードリーダーをスマートフォンやタブレットに接続するだけで、クレジットカードや電子マネー決済が可能になります。ネイルサロンの内装にも馴染みやすく、レジ周りをすっきりと見せたい店舗に最適です。

Squareのネイルサロン向けメリット

  • デザイン性と省スペース: コンパクトなリーダーとタブレットの組み合わせで、施術スペースを圧迫せずスマートにお会計ができます。
  • 充実したPOSレジ機能: 無料のSquare POSレジアプリを利用すれば、売上管理、在庫管理、顧客管理まで一元化が可能。ネイルサロンの予約システムやメニュー登録にも活用できます。
  • スピーディーな入金サイクル: 売上金は最短翌営業日に入金されるため、キャッシュフローを安定させやすい点が大きな魅力です。
  • 多様な決済方法に対応: 主要なクレジットカードブランドはもちろん、交通系IC、iD、QUICPayなど、お客様の幅広いニーズに応えられます。

初期費用を抑えつつ、デザイン性や機能性を重視したいネイルサロンにとっておすすめです。
導入までもスムーズです。

STORES 決済 (ストアーズ決済)

STORES 決済は、業界最安水準の決済手数料が最大の魅力です。
ランニングコストを安くしたい経営方針のサロンにはおすすめです。

STORES 決済のネイルサロン向けメリット

  • コストパフォーマンスの高さ: 決済手数料を重視するサロンにとって、STORES 決済の低手数料は大きなメリットです。キャンペーン時にはカードリーダーが無料になることもあり、初期費用も抑えやすいです。
  • 幅広い決済ブランド対応: クレジットカード、電子マネー、QRコード決済(今後対応予定)と、お客様が利用したい決済方法を網羅的にカバーできます。
  • 柔軟な入金サイクル: 月2回の自動入金に加え、手動での早期入金も可能。急な資金が必要になった際にも対応しやすいです。
  • シンプルな操作画面: 直感的に操作できるインターフェースで、スタッフのトレーニング時間を短縮し、スムーズな会計を実現します。

「お客様に選ばれる決済方法を増やしたいが、手数料はできるだけ抑えたい」と考えるネイルサロンに、STORES 決済は最適な選択肢といえます。

Airペイ (エアペイ)

出典:AirPAY

Airペイは、リクルートが提供するキャッシュレス決済サービスで、圧倒的な対応決済ブランド数を誇ります。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済まで、これ一台でほぼすべてのキャッシュレス決済に対応できるため、お客様の「使いたい」に応え、決済機会の損失を最小限に抑えられます。

Airペイのネイルサロン向けメリット

  • 全方位の決済対応: 主要なクレジットカード、交通系IC、iD、QUICPay、Apple Payに加え、PayPay、d払い、楽天ペイなどのQRコード決済にも対応。外国人観光客のお客様にも安心してご利用いただけます。
  • iPadと連携したスマートな運用: iPadと専用カードリーダーで利用するため、レジ周りがすっきりとまとまり、サロンの雰囲気にもマッチします。キャンペーンでiPadやカードリーダーが無償提供されることも多いです。
  • Airレジとの連携: 無料のPOSレジアプリ「Airレジ」と連携することで、予約管理から会計、売上分析までをシームレスに行うことができ、店舗運営の効率化を強力にサポートします。
  • 安心のリクルートブランド: 大手企業が運営しているため、サポート体制も充実しており、初めてキャッシュレス決済を導入するサロンでも安心して利用できます。

お客様の決済方法を限定したくない、POSレジと連携して店舗運営を効率化したいネイルサロンには、Airペイが非常に強力な選択肢となるでしょう。

stera terminal

出典:stera terminal

マルチ決済に強く、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済をまとめて処理できるため、レジ業務の効率化や会計スピードの向上に大きく貢献します。タッチパネル式で直感的に操作でき、サロンワークをさまたげません。

stera terminal のネイルサロン向けメリット

  • マルチ決済対応でお客様の利便性アップ: クレジットカード(IC・タッチ)、交通系IC、iD、QUICPay、各種QRコードなど、主要なキャッシュレス決済をほぼすべて1台でカバー。「支払方法が選べるサロン」は顧客満足度が高く、初見の来店者にも安心感を与えます。
  • 高速処理・使いやすいUIで会計がスムーズ: Androidベースのターミナルで動作が軽く、画面が見やすいため操作性が高いのが特徴。施術後の会計を素早く終えられるので、次のお客様をお待たせしません。
  • POS連動でサロン業務を効率化: stera terminalは多くのPOSシステムと連携可能。売上管理・顧客管理・メニュー設定などを一元化し、日々の事務作業を大幅に削減できます。ネイルサロンのようなメニュー数が多い業態でも使いやすいです。
  • レジ周りがスッキリ: レシートプリンター・QR表示・カード読み取りなどを1台で完結。限られた受付カウンターでも設置しやすく、サロンの雰囲気を崩しません。

各キャッシュレス決済端末会社比較表

決済サービス名導入費用(端末代)決済手数料(主要カード)入金サイクルネイルサロン向けポイント
Square 4,980円~39,800円2.5%~3.25%最短翌営業日スタイリッシュなデザイン、POSレジ機能充実、最短翌日入金
STORES 決済 19,800円1.98%~3.24%月1回(別途手動入金が可能)業界最安水準の手数料、幅広いブランド対応、シンプルな操作性
Airペイ 0円(場合により異なる)2.48%~3.24%最大月6回(決済方法により異なる)圧倒的な対応決済ブランド数、Airレジ連携、iPadでスマートに利用
stera terminal0円(場合により異なる)1.98%~3.24%
最短2営業日後
初期費用が安く、比較的多くの決済種類に対応

キャッシュレス決済導入までの流れ

ネイルサロンにキャッシュレス決済を導入することは、現代の顧客ニーズに応え、売上向上にも繋がる重要なステップです。導入を検討してから実際に運用を開始するまでの具体的な流れを解説していきます。計画的に進めることで、スムーズな導入が可能になります

1. 決済方法と決済端末の選定

キャッシュレス決済の導入を検討する際、まずはどのような決済方法を導入したいか、そしてそれに適した決済端末はどれかを慎重に選ぶことが肝心です。

導入したい決済方法の検討

お客様の利便性を高めるためにも、幅広い決済方法に対応することが理想的ですが、手数料や導入コストも考慮し、ご自身のネイルサロンに最適なものを選びましょう。主なキャッシュレス決済には以下の種類があります。

  • クレジットカード決済:Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubなど。国内外問わず利用者が多く、高額な施術にも対応しやすいです。
  • 電子マネー決済:交通系ICカード(Suica、PASMOなど)、流通系ICカード(WAON、nanaco、楽天Edyなど)、ポストペイ型(iD、QUICPayなど)。少額決済での利用が多く、スピーディーな会計が可能です。
  • QRコード決済:PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、メルペイなど。スマートフォン一つで決済が完結し、キャンペーンによる集客効果も期待できます。

ご自身のネイルサロンの主な顧客層がどの決済方法を頻繁に利用しているかを考慮し、優先順位を付けて導入を検討しましょう

決済端末の比較検討

導入したい決済方法が決まったら、それに対応する決済端末を選びます。決済端末には大きく分けて、据え置き型、モバイル型、マルチ決済端末などがあります。選定の際には、以下のポイントを比較検討してください。

  • 対応決済ブランド:導入したいクレジットカード、電子マネー、QRコード決済にすべて対応しているか。
  • 決済手数料:各決済ブランドごとに異なるため、全体のコストを把握しましょう。
  • 初期費用・月額費用:端末購入費や月額利用料が発生するか確認します。
  • 操作性:スタッフが簡単に操作できるか、お客様にとっても分かりやすいか。
  • POSレジ連携:既存のPOSレジシステムと連携できると、売上管理が効率化されます。
  • サポート体制:万が一のトラブル時に、迅速なサポートが受けられるか。

これらの要素を総合的に判断し、ご自身のネイルサロンの運用形態に合った決済端末を選びましょう!

2. 申し込みと審査

決済方法と決済端末を選定したら、次はサービス提供会社への申し込みと審査の段階に入ります。

サービスプロバイダーへの申し込み

選定した決済端末の提供会社(例:Square、STORES 決済、Airペイなど)のウェブサイトから、オンラインで申し込みを行います。申し込み時には、以下の情報や書類が必要となることが一般的です。

  • 法人情報:法人名、代表者名、所在地、電話番号、設立年月日など(個人事業主の場合は屋号、氏名、住所など)。
  • 店舗情報:店舗名、所在地、電話番号、業種(ネイルサロン)、開業年月日など。
  • 銀行口座情報:売上金の入金先となる金融機関の口座情報。
  • 本人確認書類:運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど(個人事業主の場合)。
  • 事業内容を確認できる書類:ウェブサイトのURL、開業届の控え、店舗写真など。

不備があると審査が遅れる原因となるため、事前に必要な書類を準備し、正確に情報を入力しましょう

審査プロセス

申し込みが完了すると、決済サービス提供会社と、導入を希望する各決済ブランド(クレジットカード会社、電子マネー事業者、QRコード決済事業者など)による審査が行われます。審査では、事業内容や信用情報などが確認されます。審査期間はサービスや決済ブランドによって異なりますが、数日から数週間程度かかることが一般的です。審査に通ると、サービス利用開始の連絡が届きます。

3. 決済端末の導入と設定

審査に通過したら、いよいよ決済端末が手元に届き、実際に使えるように設定を行います。

端末の受け取りと初期設定

審査通過後、決済端末が指定の住所に郵送されます。端末が届いたら、まずは同梱されているマニュアルに従って初期設定を行いましょう。主な設定内容は以下の通りです。

  • ネットワーク接続:Wi-Fiや有線LANなど、インターネットへの接続設定。
  • 専用アプリのインストール:スマートフォンやタブレットと連携する場合、専用アプリをダウンロードし、アカウント設定を行います。
  • 店舗情報の登録:レシートに印字される店舗名や連絡先などの情報を登録します。

不明な点があれば、提供会社のサポート窓口に問い合わせながら慎重に進めましょう

スタッフへの操作説明

決済端末の初期設定が完了したら、実際に使用するスタッフ全員に操作方法を説明し、練習を行うことが非常に重要です。以下の点を中心にトレーニングや説明のMTGを実施しましょう。

  • 基本的な決済操作:クレジットカードの読み取り、電子マネーのタッチ、QRコードの読み取り方法。
  • レシートの発行方法:紙レシートや電子レシートの出し方。
  • 売上確認・取消し方法:日々の売上確認や、誤って決済してしまった場合の取消し手順。
  • トラブル時の対応:通信エラーや端末の不具合が発生した場合の対処法。

記事のまとめ

本記事では、ネイルサロン経営者の皆様に向けて、キャッシュレス決済導入の重要性から、最適な決済端末の選び方、そして具体的な導入までの流れを解説してきました。

各キャッシュレス決済端末はキャンペーン等で初期コストを安くできることもあるので、
公式サイトで確認してみてください。

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