「とにかく早くて安いキャッシュレス」Tap to Payなら審査ほぼ無しで利用可能
PAYESCORT 編集部
”数分で、いつものスマホが決済端末に!”
Tap to Payはこの一言で表現できます。短い時間で決済の準備は完了。iPhoneやAndroidがあれば準備できるため、利用する事業者が増えています。
現時点で、Tap to Payは3社から導入可能。どれも初期月額無料。解約金はなく、1日利用OKです。なので、アカウント登録後に決済アプリを試して決めてはどうでしょうか?
とはいえ、忙しい方のために、各社を調べた筆者のおすすめ順を先にお伝えします。詳しくは下記で触れていきます。
1位:Square(スクエア) ・初期月額0円。手数料率2.50% ・PayPayなどのQR決済に唯一対応 ・事前の商品登録など、豊富な機能 ・iPhone/Androidで導入可能 ・審査書類は本人確認書類のみ |
2位:stera tap(ステラタップ) ・初期月額0円。手数料率1.98% ・カード決済に特化したシンプルアプリ ・iPhone/Androidで導入可能 ・審査書類は本人確認書類のみ |
3位:Airペイ タッチ ・手数料率2.48%はSquare同等 ・機能はシンプル。stera tap同等 ・iPhoneで導入可能(Android不可) ・審査に店舗確認書類も必要… (であれば、Squareかstera tapがベター) |
Tap to Payとは?専用端末いらずの決済サービス
各社紹介の前に、Tap to Payの概要です。下記にApple社の2024年プレスリリースを引用します。
Appleは本日、ローカルビジネスが、対面での非接触決済にiPhoneだけで対応できる「iPhoneのタッチ決済」の提供を日本で開始しました。これからは中小規模の事業者から大型小売店まで、お持ちのiPhoneを使って、シームレスかつ安全に、非接触決済のクレジットカードやデビットカード、Apple Pay、その他のデジタルウォレットに対応できるようになります。使用するのはiPhoneとパートナーの対応iOSアプリだけで、その他のハードウェアや決済端末は必要ありません。
Apple社 プレスリリース引用 2024 年 5 月 16 日
上記は、iPhoneで説明されてますが、Android端末でも導入可能(Squareとstera tap)です。
どんな経緯や目的で導入されるのか?
多くはイベントなどでの導入かと思いきや、意外にも実店舗で使っているケースも。どうやら、専用の決済端末と併用しているようです。
- 会計時に、お客様とレジを行ったり来たりしないで済む
- 決済端末の導入審査が長かったので、先にこちらを使い始めた
- 決済端末が故障した時の予備として導入
その他、次のようなケースでも使われています。
- 決済端末の1日のレンタル費用が2万円。それならTap to Payが良い
- 審査に営業許可証が不要。専用端末が1ヶ月かかる..
- 使いなられたスマホだから、オペレーションが簡単
【比較】Squareかstera tapが良い
冒頭で触れた各社比較の詳細です。
機能や決済手段の多さからするとSquareを選ぶと良いでしょう。stera tap は手数料を少しもで抑えたい人におすすめです。(Airペイ タッチは、他社に対しておすすめポイントを見つけられず..)
対応デバイス | iPhone Android | iPhone Android | iPhone |
決済手段 | クレジット 電子マネー QRコード | クレジット 電子マネー | クレジット 電子マネー |
初期月額 | 0円 | 0円 | 0円 |
カード決済手数料 | 2.50% | 1.98~2.48% | 2.50% |
入金サイクル | 最短翌営に売上入金 | 月2回 | 月3~6回 |
審査書類 | 本人確認書類のみ | 本人確認書類のみ | 本人確認書類or登記簿 店舗写真やURL |
決済アプリの機能 | 都度金額入力→決済 事前の商品登録など 機能が豊富 | 都度金額入力→決済 非常にシンプル | 都度金額入力→決済 非常にシンプル |
公式サイト | Square 公式サイト | stera tap 公式サイト | Airペイ 公式サイト |
もし気になるようであれば、公式サイトからご登録を。筆者も、決済しなければ費用はかからないのでそれぞれ登録しました。入力情報も基本的で面倒ではありません。
Squareなら、即日カード決済可能。QRコード決済にも対応
Squareの魅力は、スペックの高さです。カード決済やQR決済はもちろん、アカウントがあればレジや予約管理なども使うことができます。
初期月額0円。カード決済の場合、かかる費用は決済した金額の2.5%。つまり、1,000円決済したら手数料の25円を払うだけで、以下のような機能も使えてしまいます。
- オンライン決済機能
- ネットショップ、ホームページ作成機能
- POSレジ機能(売上管理/在庫管理/スタッフ勤怠管理/顧客管理 等)
- 売上傾向の詳細レポートオンライン決済(ネットショップや請求書)など
安い分、使いにくい?
率直に、使いやすかったです。
とても、シンプルで、誰でも使えるアプリになっています。以下は弊社のメンバーで試しに決済した動画です。
シンプルでありつつ、メモ入力や返金処理もアプリ上でできるので、機能が不足していることはありません。電子レシートにも対応しています。
そして、在庫管理、売上管理、SMSを送るリンク決済、サイト管理、予約管理、スタッフ管理、顧客管理など、お店に必要な機能が語りきれないほど…。
決済した売上はアプリやPCなどでで確認することが可能です。
主要なQRコード決済に対応
iPhoneタッチ決済を提供する3社のうち、QRコード決済ができるのはSquareだけです。何より筆者がSquareを推す理由はここにあります。対応ブランドは下記の通り。これだけあれば、十分ですよね。
- PayPay
- d払い(ドコモ)
- auPay
- 楽天Pay
- メルペイ
- wechatPay
申し込み当日にはカード決済可能
SquareTap to Payの利用開始までは、大きく4ステップ。かなりスピーディに審査が終わるので、承認されれば当日からカード決済が可能です。しかも最小限の提出書類なのは、かなり嬉しいポイント。
- アカウント登録(メールアドレス登録など)
- 審査 … 15分程度
- Squareアプリをダウンロード
- Square Tap to Payを設定
ここまでのSquare Tap to Payのポイントをまとめると以下の通りです。
リッチな機能。申し込みも超カンタン
初期月額0円。決済手数料は2.5%と安い。審査のハードルも低く、最短当日からカード決済することが可能に。「まずは登録してみる」の感覚で試してみてはどうでしょうか?
stere tapは何が違う?
3社の中で、手数料率はstera tapが低いですね。
例えば、1,000円決済すると、Squareの場合は25円の手数料がかかる一方で、stera tapは20円。5円ほどの違いが出てきます。
もし、決済額が多くコストを下げたい場合には、stera tapを導入してもいいでしょう。ただ、Squareほどの機能はないので、Squareとstera tapの併用をするのも一つです。参考までに以下はstera tapの利用動画です。
【まとめ】Tap to Pay なら、今日からカード決済が可能
初期月額0円。持っているスマホが今日から決済端末になるTap to Pay(iPhoneのタッチ決済)。
専用の決済端末だと時間もコストも必要ですが、そんな課題はなくなります。
再度、3社の比較を掲載しますので、是非登録してみてください。
対応デバイス | iPhone Android | iPhone Android | iPhone |
決済手段 | クレジット 電子マネー QRコード | クレジット 電子マネー | クレジット 電子マネー |
初期月額 | 0円 | 0円 | 0円 |
カード決済手数料 | 2.50% | 1.98~2.48% | 2.50% |
入金サイクル | 最短翌営に売上入金 | 月2回 | 月3~6回 |
審査書類 | 本人確認書類のみ | 本人確認書類のみ | 本人確認書類or登記簿 店舗写真やURL |
決済アプリの機能 | 都度金額入力→決済 事前の商品登録など 機能が豊富 | 都度金額入力→決済 非常にシンプル | 都度金額入力→決済 非常にシンプル |
公式サイト | Square 公式サイト | stera tap 公式サイト | Airペイ 公式サイト |