もう、専用端末いらず。Squareならスマホだけで決済が始められる

橋本 かな
PAYESCORT 編集部
更新日:2025.06.11

“20分でスマホが決済端末に”

Square(スクエア)」に登録すると、スマホだけでカード決済が受け付けられます。

そして、希望であれば、電子マネー(Apple PayやGoogle Pay)やQRコード決済も対応。PayPayもOKです!

費用は初期月額0円。カード決済なら2.5%の手数料(1,000円決済すると25円)を、使った分に応じて事業者からSquareに支払います。

Squareは決済サービスの大手

先に、簡単にSquareの説明をさせて下さい。

Squareは、日本では2013年から日本で使われている決済サービスです。なので、もちろん専用の決済端末も提供しています。スタイリッシュなデザインが素敵です。

そのSquareが、AppleやGoogleと2024年に始めたのが、スマホにアプリを入れるだけの「iPhoneのタッチ決済(Tap to Payとも呼ばれます)」です。Android可能です。

どんな業種でも気軽に導入できる

プレスにもありますが、iPhoneのタッチ決済はSquare含めた3社から導入できます。

導入している事業者は、イベント系(コミケや学園祭など)、スクール、キッチンカー、観光レジャー、デリバリなども。1日からのちょっと使いもできるので、専用端末をレンタルせずにiPhoneのタッチ決済にする事例もあります。

Suqare – iPhoneタッチ決済事例 (人力車の​えびす屋)
Stera tap – iPhoneタッチ決済事例 (クックバル葉山)

使ってみた。Squareタッチ決済は、想像より”パワフル”だった

電子マネーApple Payで決済した動画(決済完了時の”ピコーン”が、くせになります)

初期月額0円。必要なのはアカウントとスマホだけ。そう聞くと、普段イベント出展をしている筆者は「使いにくい?」と疑っていた部分も正直ありました。

十分です。 必要以上の機能が詰まってます。

金額を都度入力しても、事前登録した商品を選んでも決済することが可能。返金はもちろん。そして、ディスカウント機能までSquareアプリで完結します。

そして、在庫管理、売上管理、SMSを送るリンク決済、サイト管理、予約管理、スタッフ管理、顧客管理などお店に必要な機能が語りきれないほど…。スーパーアプリです。

※レシートはSMSで送ることも可能ですが、必要であれば別途プリンターを買えば紙レシートも発行できます。

主要なQRコード決済にも対応

iPhoneタッチ決済を提供する3社のうち、QRコード決済ができるのはSquareだけです。何より筆者がSquareを推す理由はここにあります。対応ブランドは下記の通り。これだけあれば、十分ですよね。

  • PayPay
  • d払い(ドコモ)
  • auPay
  • 楽天Pay
  • メルペイ
  • wechatPay

今日の売上が、明日には入ってくる

一般的に、決済した売上が振り込まれるのは、月1回や2回です。15日や30日あたりの振り込まれることがほとんどです。

でも、Squareなら最短で翌営業日。お店を始めたばかりの時は特にキャッシュフローは重要なので、嬉しいですね。そして、入金手数料もかかりません。

サービス名入金サイクル入金手数料
Square翌営業日無料(全銀行)
AirPAY月6回(締め日選択制)無料(指定銀行)
STERA月2回 or 月6回無料(三井住友銀行)
楽天ペイ月1回〜月6回無料(楽天銀行)
STORES決済月2回(15日・月末)無料(みずほ銀行)

必要であれば、Squareのキャッシュレス端末の購入も可能

リーダー 税込4,980円
ターミナル 税込39,980円
レジスター 税込84,980円

SquareのiPhoneタッチ決済を使っていると、「やはり専用のキャッシュレス端末欲しいかも…」というケースも出てくるかと思います。

その場合でも、登録したSquareのアカウントと、各決済端末を紐づけて使えるので、売上データを一元化できます。そして、決済端末は購入して数日で届くスピード感。

もちろん、カード、電子マネー、QRコード、対応です。

あとは、評判がいいですね。

iPhoneタッチ決済を提供する3社を比較

既にお伝えのとおり、iPhoneタッチ決済を提供できるのは3社。Square、GMOグループのstera tap、リクルートのAirペイです。

クレジットカード決済ができると言うのは各社一緒ですが、提供できるサービスレベルや導入のしやすさが異なります。この点をみると、圧倒期にSquareです。

対応デバイスiPhone
Android
iPhone
Android
iPhone
決済手段クレジット
電子マネー
QRコード
クレジット
電子マネー
クレジット
電子マネー
初期月額0円0円0円
カード決済手数料2.50%1.98~2.48%2.50%
入金サイクル最短翌営月2回月3~6回
審査書類原則不要本人確認書類のみ
(法人でも登記簿不要)
本人確認書類or登記簿
店舗写真やURL
決済アプリの機能都度金額入力→決済
事前の商品登録など
機能が豊富
都度金額入力→決済
非常にシンプル
都度金額入力→決済
非常にシンプル
公式サイトSquare 公式サイトstera tap 公式サイトAirペイ 公式サイト

3社の中で、手数料率はstera tapが低いですね。

例えば、月に1万円決済すると、Squareの場合は250円の手数料がかかる一方で、stera tapは198円。月に約50円ほどの違いが出てきます。

もし、決済額が多くコストを下げたい場合には、stera tapを導入してもいいでしょう。ただ、Squareほどの機能はないので、Squareとstera tapの併用をするのも一つです。参考までに以下はstera tapの利用動画です。

【まとめ】Square タッチ決済なら今日から気軽に決済

カード決済の導入は、審査やコストでハードルになることが多々あります。一方で、Squareは気軽に導入可能。時間やコストをかけられない方は、利用してみてはどうでしょうか。

Square 公式サイトはこちら