【推しはこれだ!】モバイル決済端末4選、本気で調べました

橋本 かな
更新日:2025.06.04

”どこでもカード決済!

屋外イベントでも、店内のお客さまの席でも、場所を選ばず使えるモバイル決済端末。筆者が実際に利用しつつ、この記事にポイントをまとめました。

実はあまり理解されてないのですが、モバイル決済端末は大きく2種類に分かれます。

  • モバイルSIM搭載で、Wi-Fiいらずで使える「モバイル回線内蔵型」
  • Wi-Fiに接続して使える「Wi-Fi接続型」

そして、そのタイプ別に4サービスをここでは紹介します。

とはいえ、忙しい皆さんのために、この記事の結論として筆者のおすすめ順を先にお伝えします。

1位:Square(スクエア) タッチ決済
・初期月額0円。お試しorちょっと使いにGOOD
・20分で、あなたのスマホで決済が可能に!
・かかる費用は手数料2.5%のみ
2位:PAYGATE(ペイゲート)
・屋外で頻繁に使うケースはコレ!
・SIM回線入り。電波あるとこはどこでも!
・月額3,000円だが、その価値はあり
3位:Square(スクエア) ターミナル
・決済もレジも在庫管理も!高機能な端末
・端末代金は4万円。嬉しい月額0円
・Wi-Fi接続でどこでも使える
4位:STORES(ストアーズ)
・超小型。スマホ連携モデル
・月3,000円で、嬉しい機能がいっぱい
・手数料1.98%は魅力的!

比較で見る、モバイル決済サービス4選

4サービスの比較表

最初に基本的な比較表です。いずれも、カード、電子マネー、QRコード決済は対応しています。その上で、決済するシーンや用途、そして費用を考慮の上、決済端末を考えるのがいいでしょうか。

屋外OK!モバイル回線内蔵型Wi-Fi接続型
導入スピード最短20分最短1ヶ月最短2日最短1週間
端末費用0円0円39,980円0円
月額0円3,000円0円3,000円
手数料率2.50%〜1.98%〜2.50%〜1.98%〜
年間100万円すると年間費用
25,000円 最安
年間費用
59,100円
年間費用
64,980円
年間費用
59,100円
対応決済手段クレジット
電子マネー
QRコード
クレジット
電子マネー
QRコード
クレジット
電子マネー
QRコード
クレジット
電子マネー
QRコード
レシート機能電子レシートプリンター内蔵プリンター内蔵プリンターを別購入
こんな人におすすめ最小コストで使いたい!屋外で、本格的に使う!店舗で、本格的に使う!iPhone/iPadと一緒に!
公式サイトこちらこちらこちらこちら
※VISA/MASTERカードでの決済の場合

比較表も下にまとめていますが、簡単にまとめてみました。

屋外でもOKな、モバイル回線内蔵型の決済端末

キッチンカーやイベントなど、屋外での決済をするつもりなら、この2つがいいでしょう。シンプル使いなら、iPhoneやAndroid端末にアプリを入れるだけのSquareタッチ決済。専用の決済端末を用意したいならPAYGATE。

店舗内決済におすすめ!Wi-Fi接続型の決済端末

店内でも場所を選ばず決済したいオーナーさんはいますよね?と、思いこの2つをおすすめします。この2つは、決済だけでなくレジや在庫管理など、店舗に必要な業務ができるようになる高機能な端末です。そして、安いです。

1. Squareタッチ決済(無料で今日から導入できる)

実際に弊社のスタッフが使ってみました。動画は、電子マネー(Apple Pay)で決済したものです。

アカウント登録して、Squareアプリをインストール。これだけで決済の準備は完了。

念のためお伝えすると、アカウント登録時に、Square側の審査があります。ただ、これも20分で終わりました!早い…。

動画の中で930円の決済をしましたが、手数料は2.5%。つまり、今回は23円。他に初期費用も月額も不要なので、気軽な決済サービスですね。解約手数料もないので、試しに登録してもデメリットはないです

また、Apple PayやGoogle Pay以外にも、タッチ可能なクレジットカードや、PayPayなどの主要なQRコードで決済できます。

ちなみに、売上は、以下のようにアプリからでもブラウザからでも確認できますし、返金などもちゃんとできます。

今日の売上が、明日には入ってくる

Squareの良いとこの一つは、入金スピードです。大体の決済サービスが、月に1・2回、決まったタイミングの入金サイクルのところ、Squareは最短翌日です。これはどこよりも早いです。

サービス名入金サイクル入金手数料
Square翌営業日無料(全銀行)
AirPAY月6回(締め日選択制)無料(指定銀行)
STERA月2回 or 月6回無料(みずほ銀行)
楽天ペイ月1回〜月6回無料(楽天銀行)
STORES決済月2回(15日・月末)無料(みずほ銀行など)

Squareタッチ決済の公式サイトは以下からご確認ください。

Squareタッチ決済 公式サイトはこちら

2. PAYGATE(外での決済が多いなら)

先に説明したSquareタッチ決済は、言うならば「気軽にちょっと使うなら」な、決済サービス。一方、このPAYGATE(ペイゲート)は、より専用の決済端末です。

  • 屋外イベントの多い事業者
  • 移動販売(キッチンカーやデリバリーなど)の多い事業者

なら、こっちが良いでしょう。レシートプリンター内蔵、スマホのSIM入りなのでどこでも決済可能です。

似た端末と比較

SIM入りの決済端末は他にもありますが、決済手数料が安く年間コストを抑えられるのがポイントです。月額費用はかかるものの手数料が1.98%と安い分、余計な経費を削減できるようになります。

PAYGATE 公式サイトはこちら

3. Squareターミナル(店舗業務が丸っとこの1台で)

上記でご紹介した「Square タッチ決済」。そのSquareの、Wi-Fi環境下で使えるオールインワン型の決済端末です。

端末代金として4万円近くかかりますが、決済以外の使える機能も豊富です。

  • プリンター内蔵
  • POSレジ機能
  • 在庫管理機能
  • 注文ハンディ機能 など

と、飲食から小売まで、欲しい機能が詰まっています。さらに、この端末を購入しなくても、無料アカウント登録で、

  • 勤怠管理
  • 予約管理
  • ホームページ・予約サイト制作
  • オンライン決済 など

もできる(しかも無料です)ので、無料アカウントを登録→まずはSquareタッチ決済→必要ならSquareターミナル という検討をしてはいかがでしょうか?

Squareターミナル 公式サイトはこちら

4. STORES(スマホと連携、コンパクト端末)

STORESはスマホやタブレットとBluetooth接続して使う決済サービスです。ただ、ストアーズのポイントは、月額0円〜3,000円でキャッシュレスも、他のサービスも使えちゃうところです。

「なんだか良さそうだな」という人もいると思います。その場合は、

フリープラン登録→いろんな機能を試す→気に入れば端末を購入する

この流れがいいと思います。端末は最初は買わなくてもいいので安心してください。

登録はさくっと1分

フリープランは、原則アドレスさえあれば登録できます。思った以上に簡単なので、隙間時間にでも触ってみてはどうでしょうか?

STORES 公式サイトはこちら

【まとめ】モバイル決済端末4選

このとおり、「持ち運んで使える」は、どれもその通りなのですが、提供サービスや特徴は結構違います。そうではあるものの、簡単にまとめると、以下のようになります。

モバイル回線内蔵型は、
SIMカード搭載でどこでも通信・決済が可能

屋外イベントや移動販売など、場所を選ばず安定した運用ができるのが強み。(例:Squareタッチ決済、Paygate)


Wi-Fi接続型は、
店舗や室内を中心に、Wi-Fi環境下で効率的な運用が可能

iPadや専用端末と連携することで、レジ業務や売上管理も一括で行える高機能な端末(例:Squareターミナル、STORES)

その上で、下記に再度4つのサービスを並べますので、是非参考にしてみてください。

  • モバイル回線内蔵型
  • Wi-Fi接続型